11月29日、商工省は縫製紡績企業との会議を行い、2007年度の生産輸出状況を総括し、2008年度計画を立てた。
WTO加盟後の1年間で、ベトナムの縫製紡績業は大きな発展を遂げた。2007年度の輸出金額は78億ドルとなる見込みである、これは前年比31%の増加となる。
会議の進行役を務めた商工省のブイ・スアン・クー副大臣は、市場や労働者確保についての多くの困難に出会いながらも、縫製紡績業の生産輸出活動は、主な輸出製品のうちでは輸出金額が最も多い製品となり、2007年度の輸出目標 (481億ドル)も達成することができたと評価した。
しかし、一方で、縫製紡績業にはまだ多くの問題が存在していることも指摘した。クー副大臣は、成長率が高かったにもかかわらず、利益率に関して言えば依然低迷している、とコメントしている。
この最大の原因は、原材料の大部分を海外からの輸入に頼らなければならないという産業構造にあるといえる。正確な統計ではないが、縫製紡績業の専門家の概算によると、海外から輸入する原材料の比率はおよそ80%と見積もられている。そのうち、主要品は綿、布と糸であり、それらの消費と生産への輸入量が別々に統計化されてないため、正確な数字は計算出来ないが、縫製紡績業は高い成長率に達しているにもかかわらず、利益はまだマイナスである、という。
これと同様の意見を持つ、縫製紡績協会のレー・コック・アン会長は、「今年縫製紡績業は大きく成長し、明るい見通しがある一方、ハノイ市とホーチミン市で原材料センター建設の遅延、生産工場でのストライキによる複雑な状況、縫製紡績グループ傘下の企業が輸出にばかり集中し、国内市場を軽視したことなどの問題が山積みとなっている。」と語った。
今年商工省と政府は、アメリカのベトナム製繊維製品に対する反ダンピング調査に対して適時問題解決のために交渉を行った。
(2)に続く