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ベト株ニュース - 経済一般

不動産、不透明さのために不安定的に

[2008/04/18 JST更新]

 ベトナム不動産市場へ投入された2007年度外国直接投資(FDI)はおよそ85億ドルで、FDI登録資金(203億ドル)の42%を占めていた。2008年1月から3月までの不動産市場への登録資金はおよそ50億ドルと見込まれている。

 全国で展開されている新都市区及び住宅建設プロジェクトはおよそ1,500件。1年で3,700万平米以上の住宅が建設されることになっている。

 現在の都市面積は10万5,000ヘクタールであるが、ベトナム都市開発プロジェクトに従って、2020年までに46万ヘクタールへの拡大を目指している。また、都市化率を28%から2025年には45%へ上昇させる予定である。

 都市に戸籍がなくても都市住宅の購入が認可され、外国在住ベトナム人及び外国人の住宅購入に関する規定が緩和されたため、大都市の住宅に対する需要は高まっている。また、ホテルやオフィス、商業施設、工業団地に対する需要も引き続き非常に高い。2015年までに100ヶ所の工業団地(面積:2万6000ヘクタール)も建設予定となっている。

 しかし、ベトナムでは不動産関連の手続きが非常に複雑で、また非常に時間がかかる他、透明性に欠けており、投資家に不平等が生じていることが指摘されている。低所得者用住宅や賃貸住宅が不足していることも、需給関係のバランスが取れない原因となっている。

 更に不動産関連税法が未整備であり、土地使用効率を向上させることができず、また、投機を制限することができない。一方、不動産売却時及び購入後の税率が非常に高く、正式な取引を奨励することが難しいと評価されている。