1) ホーチミン市場(HOSE)
VN-Indexは34.47ポイント(4.63%)下落し、710.45ポイントとなった。売買高は847万6,950株、売買代金が5,245億1,700万ドン(約35億6,800万円)であった。売買高が多かった銘柄はDPM、STB、PRUBF1、PPCとVFMVF1であった。
・株価:前営業日比で上昇1銘柄、下落147銘柄あった。上昇した唯一の銘柄はTTCであった。下落率が目立った5銘柄は(※)NHC、VIC、TS4、TNAとTMSであった。
・ファンド銘柄:VFMVF1はストップ安し、2万900ドンとなった。PRUBF1は300ドン下落し、9万800ドンとなった。MAFPF1はストップ安し、8,400ドンとなった。
ブルーチップ銘柄はいずれも下落した(PPC以外は全てストップ安)。
製薬銘柄はいずれもストップ安した。
DQC(ディエンクアン)は上場初日であり、初日の終値は23万2,000ドン/株となった(取引基準価格のマイナス20%)。
(※) NHCは現金配当(配当11%)の権利落ち日であり、株価が調整された。調整価格からストップ安した。
海外投資家はDPM(40万1,000株)、PPC(24万5,470株)とVNM(21万1,910株)を買った。逆にBBC(4万2,960株)を売った。
2) ハノイ市場(HASTC)
HASTC-Indexは19.28ポイント(7.5%)下落し、237.89ポイントとなった。売買高は455万7,300株(うち相対取引が12万8,900株)、売買代金が2,688億1,200万ドン(約18億3,000万円)であった。売買高が多かった銘柄はKLS、ACB、TBC、NTPとPVSであった。
・株価:前営業日比で上昇は1銘柄、下落は122銘柄あった。上昇した唯一の銘柄はMCOであった。下落率が目立った5銘柄はVNR、SRA、RCL、YSCとSD3であった。
金融関連銘柄はいずれも下落した。
PVSは大幅続落し7万6,200ドン/株をつけた。KBCは反落し18万2,500ドン/株となった。
セメント製造関連銘柄はいずれも下落した。
ソンダグループはいずれも下落した。
KLSは株式配当(配当20%)と10対4による有償増資(株価は1万5,000ドン)の権利落ち日であり、株価が調整された。調整価格から大幅下落した。CIDは株式配当(配当10%)と1対1による有償増資(株価は1万5,000ドン)の権利落ち日であり、株価が調整された。調整価格から大幅下落した。NBCは現金配当(配当12%)の権利落ち日であり、株価が調整された。調整価格から大幅下落した。
海外投資家はNTP(10万6,500株)、PLC(3万800株)とBMI(1万2,000株)を買った。