同案件は全長9.5kmの4車線高架道路で、タンソンニャット国際空港近くのコンホア(Cong Hoa)通りとチャンクオックホアン(Tran Quoc Hoan)通りが交わるランチャーカー(Lang Cha Ca)立体交差橋を起点に、チャンクオックホアン通り、ファントゥックズエン(Phan Thuc Duyen)通り、ホアンバントゥ(Hoang Van Thu)通り、ファンダンルウ(Phan Dang Luu)通り、ファンシックロン(Phan Xich Long)通りを通ってビンタイン区のフーアン(Phu An)橋に至る。
投資総額は15兆~16兆VND(約710億~750億円)、うち土地収用及び立ち退き補償にかかる費用が6兆VND(約283億円)。社債発行や合弁・連結会社からの調達資金、株主資本、銀行借入金を充てる。BOT(建設・運営・譲渡)方式で建設し、2017年に着工、3年後に完成する見通しだ。
これに先立ち、CIIは5月末、同社が80%出資する子会社「第1高架道路投資有限会社」の設立を発表したが、資本金や投資案件など子会社の詳細は明らかにしていなかった。