格安航空会社(LCC)最大手のベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)は5月31日、米国を公式訪問していたグエン・スアン・フック首相の立会いのもと、米ゼネラル・エレクトリック(General Electric=GE)との間でジェットエンジン購買契約を締結した。
契約期間は12年間で、契約額は35億8000万USD(約4000億円)に上る。これにより、GEはVJCにジェットエンジンを供給するほか、保守・メンテナンスサービスを提供し、技術者のトレーニングも行う。
また、不動産や再生可能エネルギー、運輸・観光、水産物加工を手掛けるフークオングループ(Phu Cuong Group)も、GEとの間でメコンデルタ地方ソクチャン省での風力発電所の開発について20億USD(約2200億円)の契約に署名した。
このほか、ベトナムを代表するIT最大手のFPT情報通信[FPT](FPT Holdings)は、世界最大の物流会社である米ユナイテッド・パーセル・サービス(United Parcel Service=UPS)との間で、戦略的提携を締結した。