もし指示第03号を前述の4つの変更案に従って同時に変更したとすれば、大きな資本が商業銀行から証券市場へ流れ込み市場を過熱させるだろう。それでは市場を安定的に発展させるという本来の目標を達成するとこができない。しかし、市場、投資家及び、証券担保貸付が3%を超えている商業銀行からは、国家中央銀行に上記の4つの案のうち何とか2つだけでも認めてもらえれば、という嘆願も聞こえて来そうだ。
国家中央銀行のある幹部は個人の立場としながらも、指示第03号は変更・追加されるだろうが、投資家の期待を満足させるものにはならないだろう、と語った。一方で、銀行業のある上級責任者は、商業銀行の証券担保貸付の実況を確認した上で、1つ目の変更案の適用を検討することになるのではないかと明かした。
それでは、国家中央銀行はいつ指示第03号を変更するか?ということだが、2007年11月中旬より早くなることはないはずである。大方の予想では、2007年12月中旬まで、つまり12月31日の期限ぎりぎりまで待たなければならない可能性が高い。
3) 証券担保貸付回収の圧力も低下
指示第03号がまだ変更されていないにもかかわらず、証券市場はどうして通常より2ヶ月早く、2007年9月から回復を見せてきたのか?ということも、もう1つの質問となるだろう。この質問に対しては下記の通り説明することができる。
まず、指示第03号によって6月~9月初頭まで引き起こされた資本ショックのため、多くの投資家が証券投資を行うにあたって、預金、海外の親戚からの送金、不動産資産からの資本などを含むあらゆる資本源から資金を主体的に探してきたことが挙げられるだろう。以前には投資家がローンを返済するため、株を投げ売ったという現象も起きたが、この頃ではそういったことも余り起こらなくなった。
また証券担保貸付が貸付総額の3%をオーバーしている商業銀行も、顧客との交渉で、前向きな対策を立てられたこと。更に市場分析によれば、回復初期に株を大量に購入したのは海外投資家であり、つまり投入された資本はベトナムの銀行からの借入資本ではなかったというからということもあるだろう。
2つ目は、商業銀行ではなく、国営商業銀行が証券担保貸付活動を拡大したことによる。これらの銀行の貸付総額は非常に大きく500兆ドン弱に達しているが、証券担保貸付の比率は非常に低いものだった。
3つ目は、証券担保貸付を行っている商業株式銀行の貸付総額が大きく増加し証券担保貸付の比率を引き下げているので、顧客に対する借入返済圧力が以前より穏やかなものになったことを挙げることもできる。
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*関連ニュース:指示第03号はどのように変更されるか?(1)
指示第03号はどのように変更されるか?(2)