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  前日4日続伸して630を超えたホーチミン市場は、朝方からバオベトグループ[BVH]、ベトナム投資開発銀行保険[BIC]など新政令で外国人投資家保有比率上限が100％になると見込まれている保険株が上昇したことで、インデックスは634台まで上昇したが、これまでの4営業日で一気に+38.77ポイント急騰したことで加熱感から大型株を中心に利益確定売り圧力が高まり、ベトコムバンク[VCB]、ベトナム投資開発銀行[BID]、ペトロベトナムガス[GAS]、ペトロベトナム・ドリリング[PVD]、ビナミルク[VNM]などの大型株が次々値を下げると、前引け間際にインデックスは617台まで急落。後場は若干持ち直して621を挟んで値動きし、▲7.10ポイント(1.13％)安の623.17で引け、4日ぶりに反落した。

  銀行6銘柄中、大型株のVCBが▲2000VND安、BIDが▲800VND安と大きく下げたが、その他4銘柄は上昇。軍隊商業銀行[MBB]は売買高トップに立った。保険株は、バオミン保険株式公社[BMI]が小幅に下げたものの、BVHは+3000VND高で5日続伸。BICも+1200VND高で3日続伸した。証券株はホーチミン市証券[HCM]、サイゴン証券[SSI]ともに値を下げたが、ティエンベト証券[TVS]が活発に取引されてストップ高した。また、HAI農薬[HAI]が売買高2位でストップ高。ホーチミン市インフラ投資[CII]もストップ高した。不動産株は全体的に軟調、オーシャンインベストメントグループ[OGC]は特別監視銘柄に指定されたことで強く売られてストップ安した。自律反発狙いの買いで3日ストップ高した後、前日に小幅に下げた日越医療機器[JVC]は、横ばいだった。

  前日小幅に値を下げたハノイ市場は、▲1.31ポイント(1.46％)安で続落。ペトロベトナムテクニカルサービス[PVS]、アジアコマーシャル銀行[ACB]の下落が響いた。VNダイレクト証券[VND]など証券株が軒並み下落。一方、サイゴンハノイ商業株式銀行[SHB]は活発に取引されて小幅に上昇した。