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  前日3日続伸したホーチミン市場は、ニューヨーク市場の大幅続伸をはじめとする世界株高や原油価格上昇を受け、朝方から637まで上昇。外国人投資家枠撤廃を決定したビナミルク[VNM]やビングループ[VIC]がインデックスを牽引したが、国内外に上値突き抜けの材料なく、徐々に売り圧力が強まり、金融株が小幅に値を下げたほか、朝方上昇していたペトロベトナム・ドリリング[PVD]が下落に転じてインデックスをじりじりと押し戻し、+2.14ポイント(+0.34％)高の632.26で引けた。VNインデックスは英国のEU脱退が決まった24日は▲11.5ポイント下落したものの、週明けから4日続伸し、6月23日につけた昨年7月以来の高値632.27にほぼ並んだ。但し、値上がり銘柄数は103で、値下がり銘柄数127を上回った。

  前日にほぼ全面高となった金融株は軟調で、上昇はエクシムバンク[EIB]、バオミン保険株式公社[BMI]の2銘柄のみ。売買高が伸びなかった不動産株もVICを除き軟調。これまでインデックスを牽引してきた鉄鋼株はホアファット鉄鋼グループ[HPG]、ナムキム鉄鋼[NKG]が上昇したが、ホアセン鉄鋼グループ[HSG]、ティエンレン鉄鋼グループ[TLH]は下落。製糖株はタインタインコン・タイニン製糖[SBT]が4日ぶりに下落する一方、ラムソン製糖[LSS]は4日続伸。第2四半期業績が期待されるスーパードン-キエンザン高速船[SKG]が8営業日ぶりに反発した。

  ハノイ市場は、▲0.02ポイント(▲0.02％)安で3日ぶり反落。但し、値下がり銘柄数106に対し、値上がり銘柄数が113と上回った。ペトロベトナム関連が軒並み下落しインデックスを押し下げた。ビコストーン[VCS]は3日続伸、第25ビナコネックス建設[VCC]が3日連続ストップ高した。