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  前日反落したホーチミン市場は、国際通貨基金(IMF)による世界経済の見通し引き下げや、原油相場の下落が重しとなり、主力株が軒並み下げ、インデックスは大きく値動きしながらマイナスを推移し、▲7.50ポイント(▲1.12％)安の660.26で引け続落した。ビナミルク[VNM]は、国家証券委員会が同社の外国人投資家枠撤廃を許可したとの情報で、後場急上昇したものの、市場全体の押し上げには至らず。取引が注目されたのは前日下落したビングループ[VIC]とチュオンタイン木材加工[TTF]。VIC子会社がTTF株取得を一旦停止するとの情報が出されたのが下落の要因だが、引き続き両銘柄とも下落、TTFは2日連続ストップ安した。

  金融関連は2銘柄のみ横ばいのほぼ全面安。ホアファット鉄鋼グループ[HPG]、ホアセン鉄鋼グループ[HSG]など鉄鋼関連も強く売られて値を下げた。一方、コテコンズ建設[CTD]、3-2建設投資[C32]、IDICO開発投資[HTI]など建設関連が上昇。製造業では、上半期利益が2.3倍に急増したトンニャットゴム[TNC]が6営業日ぶりに上昇してストップ高。医薬品関連のイメックスファーム医薬品[IMP]が上昇したほか、クーロン製薬[DCL]がストップ高近くまで上昇した。

  ハノイ市場も、▲0.76ポイント(▲0.88％)安で続落。ビナコネックス[VCG]がストップ安近くまで下落してインデックスを押し下げた。アークオン鉱産グループ[ACM]は排水垂れ流しの報道を受け、4営業日連続ストップ安で9営業日続落していたが、同社会長が「常時行っていたのではなく事故によるもの。環境回復に尽力する」と発表。活発に取引されて売買高トップに立ち、10営業日ぶりに反発。フータイン縫製[MPT]も活発に取引され、ストップ高で続伸した。