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  3連休を控えたホーチミン市場は、4営業日続伸して年初来高値に迫ったことで利益確定売り圧力が強まり、ビナミルク[VNM]、マサンインベストメントグループ[MSN]、ベトコムバンク[VCB]、ペトロベトナムガス[GAS]といった大型株が軒並み下落し、インデックスは一時▲10ポイント安まで下落。一方、後場に入ってホアセン鉄鋼グループ[HSG]がプラスに転じてインデックスを押し戻し、▲5.44ポイント(▲0.81％)安の669.19で引け、5営業日ぶりに反落。670台は2日しか維持できなかった。但し、値下がり銘柄数104に対し、値上がり銘柄数が112と上回っている。

  銀行株は軟調で、値上がり銘柄はなく、VCBのほか3銘柄が小幅安。ムーディーズが「各銀行の資金調達は十分でなく、自己資本比率改善は困難」との見解を示したことが重しとなった。一方、保険株では国家資本投資経営総公社(SCIC)の出資金回収が期待されるバオミン保険株式公社[BMI]が続伸。製造業では医薬品関連が堅調で、クーロン製薬[DCL]が小幅に値を下げたものの、そのほかの主な銘柄は上昇。下落が最も目立ったのはチュオンタイン木材加工[TTF]で、23営業日連続ストップ安後8営業日連続ストップ高していたが、強く売られてストップ安している。一方、キドグループ[KDC]が65％の公開買い付けを発表したトゥオンアン植物油[TAC]が3日連続ストップ高した。

  ハノイ市場は、▲0.34ポイント(▲0.40％)安で3日ぶり反落。ペトロベトナムテクニカルサービス[PVS]、アジアコマーシャル銀行[ACB]が下落してインデックスを押し下げた。ビナコネックス[VCG]は3日続伸。タスコ建設[HUT]が外国人投資家に買われて上昇。ペトロベトナム建設[PVX]が活発に取引されて3日連続ストップ高した。

  なお、9月2日(金)は建国記念日(国慶節)の祝日で休場、再開は9月5日(月)となる。