ベトナム現地から生の情報を毎日発信！
ベトナム企業、経済ニュースの「ベトナム株・経済情報」

  

  

  ETFの銘柄組み換えが終了し、前日のホーチミン市場は6営業日ぶりに大きく反発したが、米国市場で連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて警戒感が広がったことを受け、ベトナム市場も朝方は慎重ムード。ビナミルク[VNM]、ビングループ[VIC]、ペトロベトナムガス[GAS]や銀行株が軒並み下落して、インデックスはマイナスを推移。しかし、終盤でVNMが値を戻したほか、GAS、VCB、VIC、マサンインベストメントグループ[MSN]がプラスに転じてインデックスを大きく押し上げ、+5.48ポイント(+0.83％)高の663.37で引け、続伸した。

  売買が目立ったのは売買高トップに立ったキンバックシティーグループ[KBC]で、外国人投資家に売られたものの、運営する工業団地で中国JAソーラーが賃貸契約を正式に結んだことが好材料となり、2日続伸。FLCグループ[FLC]は売買高が前日から半減したものの、2日連続ストップ高した。ホアビンビル建設管理[HBC]は運営する工業団地売却の情報が好感され大幅上昇。同工業団地の一部を保有するロンハウ建設[LHG]もストップ高。そのほか、ドリームハウス投資[DRH]が2日連続ストップ高、ドンアプラスチックグループ[DAG]も外国人投資家に買われて売買高が急増し、ストップ高している。

  ハノイ市場も+0.16ポイント(+0.19％)高で続伸。ペトロベトナムテクニカルサービス[PVS]が外国人投資家に買われて小幅高。ビナコネックス[VCG]、VCS高級クオーツストーン[VCS]が上昇してインデックスを牽引した。また、ビンカインプラスチック・ケーブル[VKC]は16日付で大口株主であるHalley Sicav- Halley Asian Prosperityが保有比率を7.69％から8.08％に増やしたと発表したことを受け、活発に取引されて大幅上昇した。