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[市場概況]
ビナゲーム社、将来は上場も視野に

[2005/11/08 05:04 JST更新]

 ビナゲーム社(VinaGame)の出勤時間は午前8時30分。同社の受付係は、コンピュータ画面に向かってソーズマン(Swordsman)というゲームに熱中している。このオンライン・ゲームは、同社が今年6月に初めて中国からベトナム国内に紹介したものだ。大抵の企業では、社内でゲームに嵩じるなど、もってのほかだ。しかし、同社の場合、ゲームで遊ぶのを禁止するどころか、逆に奨励している。人材採用条件の1つにも、「オンライン・ゲームの知識」というチェック項目がある。

 同社のレ・ホン・ミン会長によれば、ビナゲーム社の創業は2004年9月、従業員数は80名を数える。従業員はさまざまな経歴を持つが、ミン会長自身は、ビナキャピタルという投信で金融アナリストとして働いていた。また、マネージング・ディレクターのチン・バオ氏も、韓国で開催されたワールドサーバーゲームスのベトナムチームの一員であった。金融アナリストとして有望な投資先を物色していた2003年当時、ミン氏はオンライン・ゲームの将来性に気付いた。

 ベトナム郵政通信公社が2003年7月にブロードバンド接続を導入してからわずか1年後、ベトナムのオンライン・ゲーム人口は30万人を超えていた。2年後にはゲーム人口が200万人を突破すると読んだミン氏は、ビジネスパートナー探しに精を出し、やがてベンチャー・キャピタルから出資を受け入れた。その後、ソーズマンの著作権やサーバー構築に投資し、今年4月にソーズマンのゲーミングサイトを開設した。そしてオープンの翌日、ユーザー数が12万人を軽く超えた時点で、自分の予言が的中した。なお、ミン氏の夢は、ビナゲーム社を株式市場に上場させることだ。

[Saigon Times Weekly電子版 11/5]


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