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[ホーチミン証取]
ビナミルク、ビールを生産へ

[2006/01/04 05:05 JST更新]

 乳業大手のベトナム乳業株式会社(ビナミルク)がビール生産に乗り出す。
ビール業界世界2位のサブミラー社(オランダ)と合弁で組み、首相の認可が下り次第、ベトナム南部ビン・ズーン省に最新の設備を誇る4,500万ドルの工場を立ち上げ、年間5,000万リットルのビールを生産する。この出資比率1対1の合弁会社は、行く行くは年間1億リットルの生産を目指す。

 ビナミルクは当初、オリジナルブランドのビール生産を考えていたが、事業規模のスケールアップを念頭に置いて外資系企業と組むことにした。工業省内の信頼できる情報筋によると、「今回の合弁は新しい方向性(政府の2010年アルコール、ビール、飲料業界発展戦略)と合致している。工業省は最近になって、外国投資家による投資上限額の引き上げを政府に要請した。その狙いは、世界の名だたるビール会社をベトナムに誘致しつつ、国内企業の競争力と輸出能力を向上させることだ。」。
 
 首相は最近、外資との合弁ビール事業を展開しているビール会社に対し、生産量の引き上げを認可し、これによりベトナムビール社の生産量は1億5,000万リットルから2億3,000万リットルへ、フエビール社は同じく5,000万リットルから1億リットルへと増加する。フォスター・ダナン社とサンミゲル社はそれぞれ生産量を倍増させる計画が認可待ちとなっている。

 一方、ベトナム中部のクアン・チー省とビン・ディン省にビール会社を立ち上げる投資案件にも認可が下りた。また、アンホイザー・ブッシュ社(米国)とイムべヴ社(ベルギー)は、ベトナム進出に対する関心を表明している。
 2010年までに、ビールの1人当たり平均消費量は年間25リットルに達すると工業省は予測している。また、同省関係者は、年間消費量が近いうちに25億リットルを突破するとも読んでいる。ちなみに、昨年の年間消費量は15億リットルだった。

[Vietnam Investment Review、1月2~8日号]


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