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[市場概況]
インドチャイナキャピタル、ベトナム株式を有望視

[2006/05/05 05:42 JST更新]

 ベトナム株投資が今後ブームになることを期待して、インドチャイナキャピタルは対ベトナム株投資を今後積極化させる、と同社マネージング・ディレクターのリック・メーヨースミス氏は語る。「ベトナムの株式市場は時価総額が約15億ドルとまだ小さいので、インドチャイナキャピタルはこれまで巨額な投資を控えてきた。しかし、今後10~12年以内に時価総額は1,000億ドルに達し、その頃には当社を含めた多数の投信が市場に巨額な資金を投じているはずだ。」。

 メーヨー氏は上場企業数と、国営企業の株式会社化プロセスを注視している。「テレコム通信、サービス、インフラ、農業、水産の各セクターの株式会社化プロセスに関心を抱いている。インドチャイナキャピタルは既に5,000万ドルを株式に投資している。今後12ヶ月間にこの数字は飛躍的に伸びるだろう。」。同社は近い将来、7,000万~1億ドルの投信を新たに設定する計画がある。

 現在の加熱ぎみな株式市場について同氏は、「元々低い水準から上昇しているので、現在の値動きは許容範囲内だ。タイ市場が5倍になったことを考えると、ベトナムは200%や300%上がってもなんら不思議ではない。ベトナムはGDPの伸びがすごいから外国人投資家はベトナム経済を評価している。これは私見だが、10年後にはタイの国民1人当たりGDPを超えているだろう。だから、目先株価が下落しても、すぐにリバンドするはずだ。」と話す。

[Vietnam Economic Times、5月4日]


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