[ホーチミン証取]
HAP:原油精製業に進出へ
[2006/06/06 18:09 JST更新]
ハパコ(旧名:ハイフォン製紙)株式会社[銘柄コード:HAP]が民間企業としては初めて、ベトナム北部ハイフォン市に小型原油精製所を建設する。
同社はドイツのEvagor GMBH社との間で設備納入、技術移転、資金調達に関する契約を締結し、投資総額1億3,000万ドルの精製所をディン・ヴー工業団地内に建設する予定。
同社のヴー・ズーン・ヒエン社長は、「Evagor社は投資総額の80%に相当する融資を提供し、精製所の当初の年間生産能力は100万トンになる見込みだ。今年9月まで採算性調査を実施する。」という。投資総額の残り20%は同社がまかなう予定で、ヒエン社長によると、「建設に2年間かけてから、その後5~6年以内に投資資本を回収する。」。ベトナムにはまだ原油精製所が存在しないため、ベトナム産原油は全て海外に輸出されてきたが、同社はその一部を精製することになる。「ベトナムは毎年、約1,400万トンの石油を輸入に頼っているが、将来的にこの数字は高くなると見られている。ズン・クアット精製所が稼動開始してもその生産能力は650万トンに過ぎない。」とヒエン社長は力説する。
ベトナムの精製所第1号となる予定のズン・クアット精製所は、ベトナム中部クアン・ガイ省のズン・クアット経済区で2009年に操業を始める。これは総工費25億ドルとなる見通し。また、第2号になると目されているのが、タン・ホア省ギーソン経済区の精製所。このほか、香港、ロシア、中国の外国投資家が、それぞれビン・ディン省、フー・イエン省、カントー市で精製所を立ち上げる交渉を進めている。
[Vietnam Investment Review、6月5日]
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