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[市場概況]
証券市場発展に少々の過熱はつきもの

[2007/03/24 08:24 JST更新]

 ANZ銀行のステーブ・ターゲット・グループマネージングダイレクターは、マスメディアとの意見交換の中で、現在のベトナム証券市場について、不可欠な発展過程にいる今、過熱している市場を必要以上に心配することはない、と述べた。

問)ベトナムの資本市場をどのようにご覧になっていますか?

所長)現在のベトナム市場は、発展の第2段階に差し掛かっていると思います。ベトナムの証券市場は、とても魅力的だと思います。しかし海外の投資家から見ると少し規模が小さいようです。
 リスクという点では、どの国の市場でもリスクはあるわけですから、ベトナム市場に限ったことではありませんが、少々過熱しぎているのかなという気はします。
 今後政府は、なんとしてでも国営企業の株式会社を迅速に進めることになるでしょうし、それらが上場することで証券市場の要望に応えていくことになるのではと思います。
 債券市場も同様に発展段階だとはいえ非常に規模が小さい。今後インフラ整備への投資や大型投資案件などが必ず出てきますが、そうなればもっとスピーディに大規模なものになると思います。
 
問)ベトナムの証券市場というのは、本当の意味で投資を行っている人の数が、おおよそ全体の10%にしか過ぎないように言われています。つまりそれ以外は、短期間であり、風潮に流されているだけということです。この点についてはどのように考えていますか?

所長)ベトナム市場と同じような発展段階ではどこの国でも同じような状況があるのではないでしょうか。ほとんど誰でも市場の過熱ぶりを見れば、ここはひとつ儲けてやろうじゃないか!、と思うのではないですか?
 ところで、私はこの2週間ヨーロッパとアメリカにいたんですが、向こうの大規模で、まじめな投資家たちというのも、実は皆べトナムの証券市場に興味津々なんですね。ただ彼らは他の人たちはどうなるんだろうか、もうちょっと見極めたいっていう気持ちが強いようなんです。
 ですから私は、ベトナム政府が引続き市場を力強く成長させ、透明性を高めることに心を砕けば、向こうの資金というのは必ずやって来る、と思っていますし、また株がたくさん市場に出回るようになれば、まじめな投資家と風潮に流されている投資家との比率というのは、それ程差のないものになっていくのではないでしょうか?
 現在の証券市場は、買いが大きくなっていて、売り(株の供給側)が足りていない状況だと思います。ですからまず市場の過熱を冷ますには、株の流通量・供給量を増やす必要があるわけです。これによって市場が自律調整できるようになると考えています。(政府も積極的に国営企業の株式会社化を進めているということですから)私は時間の問題で、すぐに解決できると思ってます。 
 その一方で、企業が順調に成長を続け、収益を上げ、利益を増やしていくということになれば、それが株価に反映されていくことになるのは当然の成り行きだと思います。

問)ということは、ベトナムの資本市場というのは、ぜんぜん問題がない、と?

所長)私はベトナムの展望に対して全く楽観的です。人、地理的条件、政府の意向とどれをとっても、ベトナムの経済発展は間違いなくうまくいくと思ってます。

[Kinh te & Do thi 3/22]


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