VIET-KABU - ベトナム株情報
印刷する | ウィンドウを閉じる

[市場概況]
株式市場と不動産の良縁(2)

[2007/05/13 08:08 JST更新]

 ホーチミン証券取引所に上場するためには、いずれは資本金が800億ドン(約6億円)という条件を満たすことが必要となる。そのため、増資のための新株発行を準備している企業の中には現在保有している不動産の開発プロジェクトを頼りにする場合も少なくない。
 昨年末には、ACB証券は資本金が200億ドン以下の2つの企業を抱えていた。程なくホーチミン証券取引所へ上場したルーザー電機[銘柄コード:LGC]とPP・ビンズオンパッケージ株式会社[銘柄コード:HBD]である。LGCはホーチミン市11区に所有していた土地をコンドミニアム建設することで資本金を800億ドンへ増資することを決めた。一方HBDの場合は、ハノイ証券取引所への上場に切り替えることになるという。
 また、南部バッテリー[銘柄コード:PAC]はホーチミン市第6区の2万平米の敷地に工場を保有している。同社では、ドンナイ省に新バッテリー製造工場を建設のために1,200億ドンへの増資を準備、2008年には機械設備を導入するために更に1,450億ドンへの増資を計画していた。しかし、ドンナイ省へ工場移転した後の土地利用を巡って、株主がこの土地の有効利用計画を要求した。現在同社ではこの土地開発のためのパートナーを探しているという。
 「不動産市場の潜在能力というのは古くから評価されていましたが、どの企業も十分な投資資金を持っていたわけではないのです。株式市場で資金調達できるということが現有用地の開発にとっては絶好の機会だといえます。」PACの幹部社員は語った。
 中小企業にとっては、株式市場で資本金を拡大し、不動産開発によって利益を増加させるチャンスである。従来の製造販売活動だけを行っているだけでは、中小企業が投資家をひきつけておくことは難しいのだ。

(3)へ続く

[Dau tu chung khoan 5/3]


印刷する | ウィンドウを閉じる

◆ 免責事項

© Viet-kabu.com 2002-2026 All Rights Reserved.