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[市場概況]
ブルーチップ・プロジェクト

[2007/05/15 20:28 JST更新]

 先週、特に週末2営業日のVN指数の上昇は、殆どのブルーチップ銘柄の大幅上昇によるのだ。ブルーチップは週末営業日に同時に上昇し、その内優良銘柄の多数は上限価格で多量に取引された。

① VN指数が続伸

 VN指数は投資家の怯んだ気持を乗り越え5営業日続伸、前週より92.44ポイント増加、5月8日に1,000ポイントレベルを突破し、 1,039.63ポイントに達した。週末は上昇幅が高かったのがBMC(1株当り3万ドン増加)、FPT(1株当り2万6,000ドン増加)、 SJS(1株当り1万5,000ドン)、NAVとPVD(1株当り8,000~9,000ドン増加)であった。
 今回の上昇で、ブルーチップはペニーストック(主に小型株)を大幅に置いて行った。専門家によると、ブルーチップとペニーストックとの株価差はまだ広がると考えられるという。投資家が銘柄別の株価レベルを確定すべきだという。 
 買いが減少した1ヶ月後の今、海外投資家は買い越しを継続している。先週は海外投資家の購入高・購入代金は売却高・売却代金を大きく超えた。具体的に市場取引と相対取引で約1,200万株を買い、逆に約700万株しか売らなかった。彼らは市場に大きく影響を与えている大手銘柄である 総合フォワーディング(GMD)、FPT、ビナミルク(VNM)、ホーチミン市インフラ投資(CII)、ヴィンソン-ソンヒン水力発電(VSH)、サコム通信ケーブル(SAM)等を多量に購入した。
 先週の売買高や売買代金は前週よりかなり上がってきた。最近の5営業日のデータを統計してみれば、平均売買高は546万4,266株/日、平均売買代金が6,830億ドン/日であった。それに対して、前週のは385万株/日・4,702億8,000万ドン/日しかなかった。売買高と売買代金の大幅増加からすれば、多くの投資家が株市場に戻っているということがわかった。売る場合には損切り、買う場合には購入継続という投資家のそれぞれの異なった心理状況も反映されているようだ。
 ハノイ証券取引所のHASTC指数も16.11ポイント増加し335.48ポイントに達した。ハノイ証取所の熱さはホーチミン証取所ほど強くないが、上昇したり下落したりすることで調節されている。ここでの取引は殆どACB、BVS、BMIとSSI等の金融関連銘柄株に集まっている。

② 優良銘柄は調整局面でも上昇可能

 連休明けからVN指数は続伸している。以前は殆どの銘柄は良いか悪いかに関係なくVN指数が増加する際に同時に上限価格に達し、またVN指数が減少する際に同時に下限価格に下落してたが、べトコムバンク証券(VCBS)の分析によると、今後の段階で投資家の“質”が変わるということだ。株市場に関する知識と、投資方法に変化が現れているというのである。以前には株価は上昇したら、売残がゼロとなり買い難くく、逆に株価は下落したら、買残がゼロとなり売り難かったが、現在、株価は増減しても、いつでも売る人や買う人がいる。というのは、投資家は事前に考慮し、株価が予定価格になったら売買決定をすぐに行うようになったからだ。
 また株式市場での銘柄の選別が行われているようだ。投資家は下落局面でも優良銘柄を選ぶことができるようになった。つまり、VN指数は900、最悪が800ポイントに落ちても優良銘柄が上昇することが起きるようになる。現時点で下落しすぎた銘柄は多数あり、それらの銘柄がまた反発し上昇する可能性がある。逆に50%下落したにもかかわらず続けて下落する銘柄もある。本来、投資家は売買決定をする際に市況を判断するだけでなく、その会社の経営状況や発展展望を検討する必要があるのだ。財務能力・成長性が高く、そして自分が良く理解できる銘柄を選定する方が勝つ可能性が高いだろう。
 VN指数は反発し上昇している。殆どのブルーチップには新しい株価レベルが形成されたといえるだろう。本質的な価値は必ず市場に認められ、合理的な価格で確定されることになるだろう。

[Kinh te do thi 14/5]


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