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[ホーチミン証取]
連続取引の行方

[2007/05/28 21:27 JST更新]

 来る6月4日からザラ場を含む新取引方法がホーチミン証券取引所で採用されるというニュースはほとんど全ての投資家の心理に影響を与えている。しかし本当に今度は実現するのか、それともまた延期となるのだろうか?
 チャン・ダック・シン・ホーチミン証取所長は、国家証券委員会へすでに申請をしており、6月4日からの開始としている。この新取引方法は今初めて投資家の関心を引いているのではない。取引方法が変わるということは、投資家の投資の仕方も変わってくるからだ。
 多くの投資家にとっては、新取引方法はより複雑になると映っている。連続取引となることで、相場から目が離せなくなるからだ。これまでの定時取引でのストップ高やストップ安のような単純な取引からすれば、もっと多くのことを考える必要がある。
 一方で株価を守られたり、作られるということが減るといえるだろうし、注文からすると幸運な取引というものが減ることにもなるだろう。ただ指値でしか取引できなかったことからすれば、有利な株価で取引できることはあるだろうが。
 この新取引方式が世界の最も大きな証券取引所で採用されることを見れば、より先進的に透明化された取引方法だといえるのだ。
 
 こうした取引方法であるにもかかわらず延期されたことに対しては多くの理由が上げられている。そのうちの一つには証券会社の準備が不足しているということがある。5月18日の試験取引では40数社のうち、20社以上で問題が発生したのだ。
 このことではっきりしたのは、証券会社のシステム技術構築がまだもろいものであるということだ。投資家がそういった証券会社を利用しているのであれば、損害を被ることもあり得る。
 実際にはハノイ証券取引所での連続取引は現在順調に行われている。技術的なインフラ整備が壁となっているのではなく、心理的な壁が原因のように思われるのはそのためだ。証券会社にしても、準備に対しては十分な時間があったはずである。最初の予定は延期となり、準備時間は引き伸ばされたのだ。
 いずれにしてもホーチミン証券取引所としては、管理機関として、決定を行っているのだ。証券会社に対してはきちんとした指導をするべきである。一度出した通知を変更するべきではないのだ。
 

[Tien Phong 5/26]


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