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[ホーチミン証取]
VNM:新聞の記事について説明
[2007/07/13 09:28 JST更新]
ビナミルク[銘柄コード:VNM]は、2007年7月9、10日の農村新聞と9日のサイゴン解放新聞は「ビナミルクは労働者から株を取り上げ、農民へ優待価格による株式発行も行わなかった」という記事を掲載したことについて下記の通り説明した。
① 2003年10月1日付け工業省155/2003/QD-BCの決定による、VNMの株式会社化方案は下記の通り。
・資本金:1兆5,000億ドン
・政府の株式保有率:80%
・社内の幹部社員への株式:12.54%(うち1.42%は額面価格の70%という優待価格で、11.12%は額面価格で発行)
・乳牛飼育農民への優待価格で株式発行:2.66%
・競売:4.8%
② 2007年3月4日、政府監査官はVNMでの株式売買を監査する485/QD-TTCP決定を発行した。現在まで政府監査官から正式な監査結果がまだ出ていない。
③ 上記の株式会社化方案に基づき、VNMは乳牛飼育農民へ優待価格での株式発行(株式総数の2.66%、400億ドンに相当)する規則を発行したが、農民たちはお金がなかったので、2003年11月3日までに2.074%しか購入登録しなかった(残りは0.586%)。財務能力が足りない農民たちの権利を守るため、VNMは農民たちにお金を融資したが、残りの0.586%のうち、0.294%しか購入登録されなかった。農民たちに購入登録された株式総数は最終的に2.366%だった。
財務省の規定によれば、株式会社化に際して労働者は優待価格で株式を購入できる他、一般に発行した後の残りの株式を底値で買う権利がある。よって、VNMは福利積立金で残りの株式を底値で買って、工業省へ2004年2月11日に報告した。購入したお金は国へ収められたが、その株式はまだ証券保管センターに預けていない。
VNMは農民が優待価格で得られる株式を取り上げたのではなく、逆に農民たちが優待価格で株式を買えるように処置を取っている。
④ 現在の幹部社員のみでなく、1975年~2003年までにすでに定年となった元幹部やパートナーもVNMの発展にいろいろと貢献したので、2003年10月7日に開催された幹部社員会議で、幹部社員への株式の10%(資本金の1.112%)を元幹部と外部パートナーへ発行することは幹部社員の約96%の同意を得て決定された。ただし、元幹部への発行株価は発行価格の50%とする。
・元幹部:2万1,800株(資本金の約0.15%)
・VNMとの合弁会社(ビンディン合併会社、サイゴンミルク会社)の幹部社員:2万3,630株(資本金の約0.16%)
・外部パートナー:4万9,250株(資本金の約0.33%)
合計:9万4,680株(資本金の約0.63%)
VNMが幹部社員の同意を得た上で、上記対象へ株式を発行することは合理、合法的なことである。
[ホーチミン証券取引所 7月11日]
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