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[ホーチミン証取]
FPT:主な利益源が依然携帯電話販売

[2007/07/26 09:26 JST更新]

 19日にFPT技術投資開発会社[銘柄コード:FPT]は2007年度上半期の総合業績を発表した。それによると、上半期の税引前利益は5,060億ドンであり年間計画の64%を達成、一方、売上高は5兆8,980億ドンに達し、前年同期比25%増、計画の99%(年間計画の44%)を達成した。
 FPTでは全体の売上高と利益に対して、通信分野やソフト分野の売上高と利益の比率を増加させるという目標を設定したが、ホアン・ミン・チャウ副会長によると、FPTの上半期の利益構造は前年と比べ変化が無かったと語った。そのうち、携帯電話販売活動が依然主要な役割を果たし、上半期の売上高は前年同期比で45%増加を見せたという。
 一部の株主はFPTが証券業、不動産業、小売業などの分野に進出していることを心配していると伝えると、チャウ副会長は、FPTにとってそれらの分野は新分野ではないと語った。FPTは証券会社や銀行で使われているソフトの製作に参加したり、サービス設備を供給したりした事がある他、これらの分野の優秀な人材を募集しているという。
 また、FPTの海外戦略パートナーの2社のうちの1社であるテキサス・パシフィックグループ(TPG)は、2006年に買った450万株のうち100万株以上を保有取極期限が切れた途端に売却したことに関しては、FPTの代表者は、「TPGが利益を現実化するためにFPT株を売ったのだと思いますが、一般的なことだと思います。」とコメントした。

[Dau tu chung khoan 23/7]


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