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[市場概況]
海外機関のレポートでは何を信じればいい?(2)
[2007/08/13 21:29 JST更新]
2) VNインデックスが900ポイントへ
HSBCは年末にVNインデックスが900ポイントへ下落するという予想を出したが、この予想の根拠は何も無かった。もし彼らがVNインデックスは上がらないと信じているのであれば、どうして彼らは長期間株を保有したり購入したりしているのだろうか。Standard Chartered銀行の最新予想によると、ベトナムの2007年度GDP成長率は8.25%に達するとのことだ。ベトナムの2007年度前期6ヶ月のGDP成長率が7.9%であったので、年間の成長率8.25%を達成するためには、後期6ヶ月のGDP成長率は最低8.5%を達成しなければならない。とすれば、投資家はVNインデックスが900ポイントで止まることを信じるだろうか?
一方、上場企業の第2四半期業績によれば、2007年度前期6ヶ月の売上高が前年同期比50%以上増加した企業が多くある。更に上場企業の95%は、第3、4四半期の業績が第1、2四半期の業績より良くなるという特殊性もある。
私は、経済全体の成長率や上場企業の潜在的発展性に基づき、VNインデックスは年末に1,200ポイントを超えると予想している。国内投資家が落ち着いて、ブルーチップ銘柄を買い、年末まで保有するべきだとも考えている。チャンスはベトナム人投資家の手の中にあるので逃さないでほしい。
3) 大手会社のIPO
HSBCは政府がベトナム投資開発銀行(BIDV)のIPOを遅延させると予想しているので、ベトナム証券市場を発展させるためIPOを遅延させず予定通り行うようにと要求を出している。これは多くの証券アナリストに認められていない理屈である。下落している証券市場を回復させるため、供給源を制限するべきだ。また投資家の信頼を取り戻すためにも、この時点で大手国営企業のIPOを行わない方が良い。もしも海外投資家が安値で株を購入できるよう株価を引き下げることを望むのであれば、彼らのアドバイスに従えばよいだろう。
(終)
[DTCK 8月9日]
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