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[市場概況]
証券投資へアクセスする2つの方法(1)
[2007/08/18 11:28 JST更新]
経験豊富な投資家によれば、売買に集中せず、自分の投資戦略を確定し、その戦略を実施する方法を作成するのがよいという。簡単な例を挙げるが、ある投資家は一定の金額を投資して年20%の期待受益率を目指す。その期待受益率に達すると、彼は株を売却し利益を現実化して次の投資チャンスを待つ。現在、多くの投資家は新しい投資チャンスを探すため、証券に関する知識を入手し始めている。
1) 上から下へアクセスする方法
この方法では、専門投資家は世界や地域の全体経済からマクロ分析を行い、経済の成長が早く、政治体制が安定している国を選択する。その後、ベトナムのVN指数のような長期的なチャートの代表指数を通して証券市場のトレンドを評価する。アップトレンドは投資家を何よりも惹き付けるトレンドである。
次のステップでは、金利、インフレ、失業率などについて詳しく分析していく。この中で、投資家は経済の成長率が高い産業を見つけることにより、時間と力(資金)を集中する。現在ベトナム経済で潜在的に発展性が高いとされる産業は、金融・銀行(成長率45%)、不動産、水産、石油、製薬などである。
最後のステップでは、選択した産業での関心を更に絞り込み、経営が上手な企業を探し、またファンダメンタル分析を行う。投資家に関心を持たれる基準は、売上高の成長率、利益の成長率、株主資本利益率(ROE)、総資産利益率(ROA)と産業のいつくかの特殊的な指数である。
しかし、経済状況と証券指数がいつも合致するわけではないことに留意すべきだ。経験によれば、証券市場は経済より先に動き、つまり予報性を持っている。従って、現在のPER(株価収益率)、P/S(株価売上高率)、配当率などを分析し、過去のデータと比べることによって、投資家は現在の市場で需要か供給のどちらが強いのかということをある程度評価できる。
株式市場についての全体評価が良ければ、投資家は自分の資本の大部分をこの市場に投入するほうが良いが、そうでなければ資本を安定的な収入がある債券や銀行預金へ分割する戦略を作成すべきだ。
(2)へ続く
[経済日報 8月15日]
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