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[市場概況]
BMC、再び急騰(2)
[2007/08/23 21:00 JST更新]
更に前出のホーチミン市にある証券会社社長によると、投資家が低い価格で買った株を全て売却したにもかかわらず、BMCの株価が続伸すれば、高い価格で買った株も全て売却する、若しくは続けて保有するという2つの案と向き合うことになるという。「もし投資家としてこの2つの案のうち1つを選択しなければならないとしたら、私は継続保有という案を選択する。そうなれば、供給源が少なくなるだろう。また、多くの投資家が私と同じように継続保有し、更に市場がアップトレンドに推移すれば、BMCは稀少銘柄となりやすく、大幅続伸するだろう。」と彼は分析した。
また、BMCの株価を続伸させたもう一つの要因を、多くの投資家が7月の下落を市場の共通したトレンドと信じ、特に社内の大口株主が大きく売り出さなかったことに求めることもできるだろう。
一方ここで、他の銘柄へ影響を及ぼさず、投資家心理を煽らず、BMCの急騰をどう監督するべきかという問題が出てくる。ホーチミン証券取引所のある幹部によると、BMCは自然発生的に株価が作り上げられた銘柄と評されているとのことだ。こうしたことは海外の証券市場でもよく発生する。しかし、この場合、株価操作という事実があるかどうかを管理・監督機関がチェックする有効な手法はない、というのが現状である。証券監督員が疑問視している対象のe-mailや携帯をチェックすることができないなど、権限が制限されている。そのため、多くの投資家は、株が自然発生的に支配されるという現象の兆候をBMC、バー山タイニンロープウエー(TCT)、ラムドン鉱産建設資材(LBM)、サイゴンホテル(SGH)などで嗅ぎ付けては、株価急騰への期待を膨らませている。
しかし、どんな過程にも終着点があり、大幅上昇或いは大幅下落は新しいトレンドが始まる前に終わる。BMCの株価が8月17日の第1節に45万5,000ドンに上昇した後、43万5,000ドンを同日の終値とした。同日でVN指数が12.33ポイント下落し887.93ポイントをつけ、年初からその時点までのボトム(8月6日の883.9ポイント)に近付いた。今後VN指数が上昇するか下落するかということは自然的な支配という要素にかなり依存するだろう。より正確に言えば、ファンダメンタルズ分析に属する新情報があまり出ない限り、VN指数の増減は心理的要素によって決められることになるだろう。
*BMCの8月23日の終値:49万5,000ドン
TCTの同日終値:36万4,000ドン
LBMの同日終値:6万6,500ドン
SGHの同日終値:15万7,000ドン
(いすれもストップ高)
(終)
[DTCK 8/20]
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