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[ホーチミン証取]
IMP:新薬製造工場の他、粉ミルク製造も
[2007/09/04 17:29 JST更新]
イメックスファーム(IMEXPHARM)[銘柄コード:IMP]は1990年代末にGMP ASEANスタンダードの大胆な工場導入計画を展開したことで、ベトナムで一番評判の良い医薬品会社となった。IMP社は、ベトナム医薬品総公社(Tong cong ty duoc Viet Nam)の中で最初に株式会社化を行った企業であり(2001年)、最初の上場製薬企業である(2006年12月)。
医薬品製造を通して、IMPは原材料調達を重視するようになった。Roche Vitamin(DSM)、やUnicap、Sandozなどの欧米の有名な医薬品原材料供給者の製品だけを輸入することで、GMPやWHO、GLP、GSPなどの医薬品業界の最も厳格なスタンダードを取得することが可能となった。
こうした中で、製薬業で得た経験を生かそうと別の業種にも目を向けている。それが年間成長率は20%と高い伸びを見せているベトナムのミルク市場である。乳製品に対する需要は今後3~5年間更に上昇すると推測されている。ところが、高品質製品では国内ブランドが少なく、ほとんどが輸入品である。そこで、IMPイメックスミルク牛乳生産工場の建設に90億ドン(約6,300万円)の投資を行った。この工場の最初の製品である子供・高齢者・病人向けの特別栄養ミルク(粉ミルク)のImesureブランドが、2007年ベトナム高品質フェアで発表された。
他のプロジェクト
・ドンタップムオイ医薬品センターの吸収
・第2ベトナムシンガポール工業団地(VSIPⅡ)Cephalosprin工場建設(建設終了時期:2008年)の工事請負業者の入札募集。投資総額:1,500億ドン(約10億5,600万円)
・2007年にIMP社とカナダのジェネリック医薬品製造会社のPharmascience製薬グループとの合併工場建設(投資総額:1,500億ドン、約10億5,600万円)の契約が締結、Pharmascience-Imexpharmの商標が使用される。
[DTCK 8月31日]
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