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[市場概況]
市場が回復、投資家は興奮して取引を再開!
[2007/09/20 21:30 JST更新]
閑散として寂しい期間が長く続いた後、多くの証券会社は再び賑やかになっており、特にここ一週間は盛況である。市場が調整局面に入っていた間にはなかった、投資家が競って発注する光景も一部の証券会社では再び見られるようになってきた。
Vnexpressの調べでは、9月19日の営業日にハノイ住宅開発銀行証券(ハブバンク証券)、バオベト証券(BVS)、タンロン証券等のハノイにある証券会社を訪れた投資家の人数が急に増加したという。ハブバンク証券では顧客用の席が一席も空かなかった。席がない多くの投資家は、立ったままでオンライン取引ボードを見るしかなかった。
タンロン証券でも同じような状況だった。同社のデータから、先週の最初の営業日からこれまで、口座を開設した顧客の売買高と売買代金が毎日約10%増加していることがわかっている。タンロン証券のスタッフであるハさんは、以前は投資家は証券会社に来ても取引状況を見るだけであったが、ここ一週間で彼らは実に多くの注文を出しています、と語った。スタッフは顧客の注文を入力するために常に忙しかったという。
一方、この賑やかな光景はホーチミン市にある証券会社でも見られている。1ヶ月前に、フオンドン(東方)証券には毎日数十人の投資家しか来なかったが、現在は数百人ほど来るという。サイゴン証券(銘柄コード:SSI)で口座を開設した投資家のフエンさんは、「ここ数日私は見ているだけでなくて、実際に取引を始めました。この2営業日で銀行銘柄が急騰したことは市場が回復する兆候でしょう。」と語ってくれた。市場が活発となり、今投資家は興奮しているため、注文することは以前のように簡単ではなくなっている。自分の注文票がシステムに入力されたことを確認するため、注文票に記入して証券会社のスタッフに回した後、フエンさんは自分の注文がコンピューターに入力されるまで待っていた。そうして初めて安心できる。
証券会社に来る投資家の人数が多くなったため、証券会社の売上高も増加している。フオンドン証券の代表者は、「ここ数日当社は売買代金100億ドンで1日に約1,000万ドン(約7万2,000円)の手数料を稼いでいます。以前1日の手数料はこの金額の3分の1程度でした。」と語った。フオンドン証券では多くの投資家を惹き付けるために、今後投資家へ銘柄選択方法についてコンサルティングするための会合を開催する予定である。また、顧客がある銘柄についての情報を調べたい場合、同社のスタッフがすぐに手伝うことができる態勢を整えている。
市場は続伸するか?
オーストラリアのMonash大学の会計学マスターであるレ・バ・ホアン・クアン氏によると、ここ数日市場が上昇したことの1つの原因は、投資家が上場企業の2007年度のこれまでの3四半期の好業績を期待しているためだという。同氏は「証券市場の変動を引き起こすのは上場企業の業績である。今年多くの企業は前年よりずっと良い業績を達成すると見込まれており、投資家の期待が高まっている。」とコメントしている。「第3四半期の業績は発表されていないが、現時点で多くの投資家は上場企業の第3四半期、又は今年度の売上高を予想することができる。更にブルーチップ銘柄の株価が上昇していることも市場を引き上げる一つの原因である。」とクアン氏は言う。
一方、市場を回復させているもう1つの原因は、銀行銘柄の株価上昇である。現在、ハノイ証券取引所ではアジア商業銀行(銘柄コード:ACB)が時価総額最大の銘柄であり、またサイゴン商信銀行(銘柄コード:STB)はホーチミン証券取引所で時価総額が第1位である。ここ数日この2銘柄の株価が共に大きく上昇したことは、市場に対する投資家の心理に信頼感を与えた。
専門家は、市場が底を打って回復しているため、今後は上昇すると見ているようだ。「当然調整なしに上昇することはありえないが、今後VNインデックスの傾向は上昇していくと信じている。」とある専門家はコメントしている。
[Vnexpress 9/20]
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