VIET-KABU - ベトナム株情報
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[市場概況]
市場は現在、上げ相場

[2007/09/25 14:12 JST更新]

 ベトナムの株式市場は今後どうなるか、雑誌「証券投資」では先週ホーチミン市で開催されたファイナンス及び資本金市場に関するフォーラムでの何人かの専門家の意見を伺った。
 
 マニュライフファンド運用有限会社のMark Canizares投資部長

 ベトナムの株式市場を楽観的に見ていましたので、今年の7月に成長投資ファンドMAFPF1の募集を開始、法人と個人投資家合わせて1,000組を超える応募があり、予想より早く募集終了となりました。

 2006年末、そして2007年初めに活況を呈したベトナムの株式市場は、より多くの上場企業を歓迎し、日々の時価総額や売買代金がより大きくなってきましたが、依然発展の初期段階にあり、まだまだ大きな可能性を秘めていると思います。市場は順調に運営されており、常に経済成長率7.5%以上維持できれば、他国の株式市場に追いつくことも難しいことではないと考えています。

 年末までの市況は必ず上げ相場となると断言できます。ベトナム企業のPERが高いという意見も多々ありますが、予測利益を元に株価が高いか安いかを図るPEG(Price to Earnings growth ratio)では、ベトナム企業の株価は安くはありませんが、合理的な価格だといえるでしょう。

 今年の初めから、VNインデックスが11%減少したことについて、数多くの人はこれを悲観的に見ています。しかし、長期的な投資を目指すプロの組織である我々にとっては、2007年6月までの下落が市場をより健全でしっかりとした状況に変えてくれる非常に良い兆候に見えました。株価を合理的な価格に調整し、株価が何倍も上昇するのは無理だということを投資家に思い知らせたからです。いずれにしても市場はこれから上げ相場だと信じています。

 ビナ証券のFiachra Mac Cana CEO

 今年の年末にVNインデックスは1,150ポイントを突破すると見ています。今直ちに買うべき銘柄はサイゴン商信株式商業銀行(サコムバンク)[銘柄コード:STB]、FPT[銘柄コード:FPT]、ペトロベトナム・ドリリング[銘柄コード:PVD]、ペトロベトナム直属子会社、そしてマネージメントが一番良いリー冷蔵電気[銘柄コード:REE]などです。

 金融投資を行う上場企業の購買動向には注意すべきです。例えば、REE社はSTB社の株式を売却しましたが、これは何か大規模なプロジェクトを実施するための資金が必要だから、ということを意味していますから、REE社の株式を購入しようとする人が増えます。一方FPTの方は、今が買い時です。インターネットサービス供給、及びソフトウエア開発が主要事業内容である限り、年間利益が25%増加することは難しいことではないですから。

 ビナキャピタルの代表者

 8月末のインフレ率は8.57%に達しており、7月より0.55%上昇しました。2007年度1月~7月までの輸入が29.8%上昇したのに対し、輸出は19.8%しか上昇しませんでした。つまり、輸入超過状態です。いくつかの品目にかける輸入税減税、及び石油・ガソリンの価格が下がったことと、政府のインフレ抑制政策のおかげで、物価上昇を抑えることが出来ました。このことは多くの投資家の関心事でもありました。

 ビナキャピタルの8月のレポートでは、我々は将来の明るいベトナムの株式市場の見通しを投資家に伝えました。2007年度のPERは20であり、各企業の2007年第1四半期の利益伸び率は20%以上もありますから、PEGは1倍よりも低くなります。今後の毎年のGDP成長率は8%以上だと予測されていますから、各企業の利益は更に安定的で高い伸び率を遂げるはずです。VNインデックスは3月に1,170.67ポイントをつけましたが、市場は2,007年初めのように活況となる可能性が高いため、今が買い時だと考えています。

[DTCK 9/24]


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