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[市場概況]
年末のVNインデックスは1,100ポイントから1,200ポイントまで
[2007/09/30 12:23 JST更新]
しばらくの間900ポイントを巡って動いていたVNインデックスは、9月25日に1,000ポイントを突破した。ベトナムの株式市場は第4四半期に活発な展開となるであろうか。雑誌「証券投資」では、金融市場研究者であるラム・ミン・チャイン氏へのインタビューを下記の通り行った。
質問)今年の4月にはその後2ヵ月は、VNインデックスは900ポイントを巡って動くと予想されていましたが、何を元にしてそうした正確な予想を行いましたか?
チャイン氏)猛烈な成長の後、市場は調整局面に入るわけです。ファンダメンタルズ分析もテクニカル分析もそうなるということを示していました。VNインデックスは5月か6月に900ポイントに低下すると予測しましたが、4月末には900ポイントに接近しました。
質問)VNインデックスは1,000ポイントを突破しましたが、年末にはどのあたりにつけていると思いますか?
チャイン氏)必ず上昇すると断言できますが、心理的な影響によって購買を行う投資家はまだ大勢いますし、噂もたくさん流れていますから、何ポイントになるか判断することは本当に至難の業です。もし突拍子もない出来事もなく、市場が順調に展開していくとすれば、年末のVNインデックスは1,100ポイントから1,200ポイントの範囲に到達しているのでは、と思います。
質問)2006年10月から2007年3月までの市況のような活況が訪れると思いますか?
チャイン氏)その可能性もあります。しかし、そうならないで欲しいと思いますけどね。例えば、VNインデックスが1,400ポイントになれば、きっとまた激しい調整局面に入るはずです。損失を抱える多くの投資家が出てきて購買を中止する人も出てきますから、そうなると非常に暗い市況へと転じてしまうわけです。そのため、市場が緩やかでしっかりとした成長を遂げて行くという”脚本”が一番好ましいですね。
質問)そうなるための条件はいったい何ですか?
チャイン氏)堅調な企業経営と成長、そしてマクロ的な経済成長だと思います。
また、投資家が上場企業の株価と企業の実力に関する知識をしっかりと把握することです。企業経営者は安定的な株価を維持するために努力するということです。情報公開及び懇談会を常に行う、或いは自社株の効果的な取引ということを考えてもいいでしょう。
そして専門家が利害のない形で客観的な分析を発表することです。例えばあるファンド運用会社から某社の株式を購入すべきだという分析があった場合、それは客観的とは呼べないのではないでしょうか?展望が高いがまだ関心を集めていない良い株式も、皆が買い込むと投資効果が減ってしまうわけですから。投資家は何を信じるべきか、信じるべきではないかを自分で判断して、自分の意見を持った方がいいでしょう。
最後にマクロ経済の管理者がしっかりとその役目を果たすことが重要だと思います。そうすれば、発展を持続できる市場が形成されていくのではないでしょうか。
[DTCK 9月27日]
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