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[市場概況]
VNインデックスが記録へ接近
[2007/10/06 14:01 JST更新]
ブイ・バン・トゥイン氏(ダイベト証券社長)
VNインデックスが1,200ポイントに上昇した後で、ジグザグを描くように調整が入るという意見も多くありますが、ベトコムバンクなどの大手企業のIPO(新規株式公開)に投入される資金も上場市場に影響を与えるため、市場動向はそう簡単に判断できるものではないでしょう。間もなく競売が行われるベトコムバンクのIPOでは、上場市場から一部の資本が回収されることは確かでしょう。もしベトコムバンクが余剰金を保有することが許可されれば、20万ドン/株という株価は割安と考えられ、銀行業界の新株価レベルが形成されるでしょう。
また、株価上昇の原動力となる年末の企業の好業績を期待していますが、いつ発表されるか、株価はいつ上昇するか誰も見当をつけられないため、買い遅れないように先手を打とうとしているのではないでしょうか。誰もがVNインデックスが1,200ポイントを突破すると信じれば、きっとそれ以上に上昇するはずだと思います。
フイ・ナム氏(証券研究専門家)
短期的な売買を行う投資家の取引により、市場は断続的に調整されるでしょう。しかし、そのような取引は株式の流動性を高め、市場を活発にしてくれます。短期的な売買を行った投資家が利益を得た後で、取引を止めるわけではないので、売買代金が低下することはないと思います。新規上場銘柄と実態価値より低く評価されてきたけれど、見直されている銘柄がVNインデックスを上昇させています。間もなく行われるベトコムバンクのIPOが市場の相当な金額を吸収することになるため、上場市場に影響を及ぼすはずです。新規市場参入の投資家が、ある程度その影響を少なくしてくれるかもしれませんが。
チュオン・ズイ・キエム氏(ACB証券のブローカー部長)
各ファンドが資金投入を増やしている中で、国内投資家は興奮しているため、VNインデックスが10月中にはこれまでの記録である1,170.67ポイントを更新すると信じています。しかし、総資金が限られているので、VNインデックスが記録更新をした後、更に上昇することは難しいでしょう。
Johan Nyvene氏(ホーチミン市証券の社長)
短期的な売買を行うのも悪くありませんが、ベトナムの株式市場では長期的な投資を行うべきだと思います。上場企業数が増えていくため、市場が更に活発になるでしょう。莫大な供給量が株価を安くすると懸念している人もいますが、供給量が多くあるのに対して、需要も多いと思います。現在まで開設された口座数はおよそ22万口座であり、ほとんどハノイ市及びホーチミン市に集中しているため、今後他の地域への展開が期待できます。PERが低下してきたことは良いことですが、投資家は慎重に対処すべきだと思います。
[DTCK 10月5日]
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