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[市場概況]
2008年年頭も上場企業が相次ぐ
[2008/01/01 08:38 JST更新]
最近の証券市場は複雑な動きを見せており、2ヶ月程前に比べると新規上場銘柄の株価は低くなっているが、2008年年頭に上場する企業はまだたくさんある。
ホーチミン証券取引所のチャン・ダック・シン所長によれば、これまでに、上場申請書を提出した企業は30社あり、2008年第1四半期に上場することができる企業がたくさんあるという。ハノイ証券取引所も同数程度の上場申請書を受理している。
バオベト証券[銘柄コード:BVS]のグエン・クアン・ビン社長は「ベトナム証券市場へのアプローチ」と題された会議で、企業が上場を促進しているのは、自社の透明性を高めるためであったり、上場することで社会的な認知度が高くなることなどが主な要因である、と発表した。もちろん上場すれば、証券市場を通じて資本を調達することが容易になる。そのために、市場では下落傾向が続いているにも関わらず、株式上場を計画する企業が後を絶たない。
銀行業からは、ベトナム国際銀行(VIB)、VPバンク、エクシムバンクなどが2008年第1四半期に上場する予定である。ドンア銀行のファム・バン・ブー会長によれば、同行も2008年には戦略的パートナーを発表し、同時に上場を予定している、という。同行直属子会社も株式会社化後、やはり2008年中に上場する計画である。
一方で、ホーチミン証券取引所のレ・ニー・ナーン副所長は、2008年にも上場する企業が多く見られるが、投資家の資金が不足してきているので、株価下落は避けられないのではないか、と指摘した。
こうした中で、市中に流通しているベトナムドンが不足気味で、海外からの投資資金を米ドルからドンへ両替することすら難しいところがある。国家中央銀行と市中銀行は十分なドンを供給することが必要である、とは国家証券委員会副会長のホア女史の意見である。国家中央銀行が国内投資家の証券投資向け貸付を厳しく管理していることもあり、2008年の証券市場は、ある意味では海外からの投資動向に影響されるのではないか、とホア女史は語った。
[Tieu Diem, Thuy Vinh, Dau Tu Chung Khoan, 24/12/2007]
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