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[市場概況]
2008年の舵取り・その2 (ハパコHAP・ミンフー水産MPC・シムコソンダSDA)

[2008/01/01 10:28 JST更新]

*ハパコ・ファイナンス・センターのファム・ドゥック・フィエン所長

 ハパコ[銘柄コード:HAP]の利益目標は250億ドン(約1億7,860万円)でしたが、実際には利益は800億ドン(約5億7,140万円)を上回ると予想されており、前年比では900%増となります。非常に良い業績だと言えるでしょう。11月にHAPは600億ドンから1,400億ドン(約10億円)への増資を完了しましが、第2段階の新株発行(発行株式数:921万株)及び臨時配当(株式配当・配当率12%)についても株主意見聴取を行っており、2008年第1四半期以内には完了するように努力しているところです。調達資金は石油精製工場(生産高:1年間当たり100万トン)、オフィス及び商業施設を含む複合施設の建設プロジェクトの第2段階に使用され、もし余剰があれば、流動資金の補充に当てられる予定です。

 2008年には、ハパコ・ファイナンス・センターをハパコ資産運用有限会社(Cong ty trach nhiem huu han dau tu tai chinh Hapaco)(資本金:1,000億ドン、約7億1,430万円、HAPの出資率:100%)に改組することを計画しています。また、ハイフォン市にある従業員住宅サービス都市工業団地への出資(出資率:30%)について株主意見聴取を行う予定です。

 2008年中に全ての子会社の株式会社化を完了し、将来的にはハノイ証券取引所への上場も考えています。今後HAPは資産運用及び不動産、販売、製紙、石油精製を主要分野として事業を展開していく方針です。


*ミンフー水産株式会社[銘柄コード:MPC]のブイ・シ・トゥアン資産運用部長

 MPCの2007年度売上高は1億4,500万ドルであり、前年比12~15%の増加と予測されています。利益がおよそ2,600~2,700億ドン(約18億5,710万~19億2,860万円)となり、利益目標(2,270億ドン、約16億2,140万円)を上回る見込みです。アメリカや日本などMPCの主要輸出市場が安定していることが業績良化の要因です。

 現在はカイメップ港への出資、250ヘクタールの海老養殖場建設、輸出用水産加工能力の向上などに力を注いでいます。2008年には、ミンファット工場が100%稼動されますが、更に高級海老加工工場を1ヶ所建設します。また、ホーチミン市におけるいくつかの不動産プロジェクトへの出資も計画している。ただし主要分野でない分野に出資する場合には、常にTemasekのような戦略的パートナーとよく議論することにしています。


*シムコソンダ[銘柄コード:SDA]のチュ・ミン・トゥアン会長

 700億ドン(約5億円)の資本金に対して、利益はおよそ300億ドン(約2億1,430万円)と予想しています。

 SDAは主要分野である海外への労働者派遣ばかりではなく、他の分野での事業展開を図っています。たとえば、現在スウェーデンのパートナーと協力して国際水準の酒類生産工場を建設しています。2008年第3四半期には最初の製品が製造される予定です。、また、ハタイ省フンヒエップ工業団地(Khu cong nghiep Phung Hiep)(面積:401ヘクタール)の建設許可も取得しました。海外企業をフンヒエップ工業団地へ誘導するために、SDAは海外パートナーと共同で株式会社を設立することを計画しています。

 今後、SDAでは、ゴム栽培やタックケ(Thach Khe)での鉱産資源の開拓、ソンダファイナンス社(Cong ty tai chinh Song Da)への出資などを行う予定であり、更にダックドア(Dac Doa)、第4ビンソン(Vinh Son4)、第5ビンソン(Vinh Son 5)、ヌオックルオン(Nuoc Luong)などの水力発電所建設への投資を促進していく方針です。

(終)

[Tuong Vi-Phong Lan-Kim Lan, Tieu diem, Dau tu chung khoan, 27/12/2007]


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