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[市場概況]
ルームについての大いなる質問(3)
[2008/01/03 19:26 JST更新]
2) ルームについて突っ込んだ研究が必要
外国人保有枠(ルーム)は証券市場では非常に敏感な話題である。これまでにも政府は2度ルーム拡大を決定したが(1度目は20%から30%へ、2回目は30%から49%への拡大)、証券市場はその度に活発になり、新しいレベルを形成していった。現在市場は軟調に推移しているが、証券市場を刺激する政府の新政策(ルーム拡大政策を含む)を希望している投資家も多い。それだけルーム拡大に関する発表には敏感になっており、市場に与える心理的な影響は非常に大きいと言えるだろう。
現在、ルームについての法的な規定がまだ統一していないが、この情報に対する市場の反応を考えれば、管理当局はルームについて突っ込んだ研究を更に行っていくべきである。財務省の情報によれば、この業務は企業財務局へ委任されてるという。一方、国家証券委員会でも公開会社の株式市場対して合理的な規定を作成するため、外国人保有枠についての議論を行ったことはある。しかし、現行の規定の一部に整合性がないため、結局取引登録市場を設立させるために法的枠組みを整える必要性から、ルームを上場市場に対するルームと同様とする(銀行以外は49%)という解決方法が財務省によって一時的に採用された(決定第3567号)。しかし、ベトナム証券市場は大枠で見れば、上場市場を含む公開企業の株式市場と自由市場(OTC市場)という2つの市場から成り立っており、ルームに関する問題は、この2つの市場で根本的に解決されるべきである。
一方、関係機関がベトナム企業における外国人保有枠についての統一規定を早急にまとめることにより関心を持たなければならないもう1つの理由は、海外投資家が国際的な法律文書(WTO加盟誓約)に基づいて、この問題におけるベトナムでの現行規定に反応する可能性があるからである。
(4)に続く
[Tuong Vi, Su kien va binh luan, Dau tu chung khoan 27/12/2007]
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