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[ハノイ証取]
2008年、ハノイ証取は大きく変わる

[2008/01/19 14:46 JST更新]

 管理能力を高めインフラ投資を行い、魅力あるOTC銘柄と債券の取引市場を形成していくというのは、2008年度のハノイ証券取引所の誓約である。しかし、こうしたことを実現するためには、思い切った変化が必要となる。

 市場規模の拡大が早いため、ハノイ証取の管理システムは能力不十分の状態に陥っている。現在、ハノイ証取は取引インフラが、証取の発展速度に間に合わなくなっており、情報公開が遅れたり、不十分であったり、又はよく間違いが発生している。競売入札活動の透明性が高くないことなども指摘されている。

 実際のところ、昨年ハノイ証取はシステム改良を継続して行っていたにもかかわらず、需要を満たすことができず、常に十分な活動成果を上げることが出来なかった。 ビグラセラ・トゥソン・セラミック(銘柄コード:VTS)の財務指数の公開が不明確であったり、情報公開そのものが遅延するなどの市場の反応も敏感なトラブルが起きたことで、投資家は市場の透明性についての不安を隠せない。

 一方、一部の企業の審査過程が長くかかり過ぎるため、上場手続きを行う時間が長引く傾向にあるという苦情も多い。又、投資家はハノイ証取での株価操作の動きが大引けにかけて常に行われいることを知っている。多くの株の流動性が低く、新株発行による増資がある特定の時期に同時に行われ、投資家(特に個人投資家)へ多大な影響を与えることもある。子株の還流が遅れることを不安視している投資家もいる。

 ハノイ証取のチャン・バン・ズン所長は、2008年はハノイ証取の3周年設立記念にあたり、また証取が会社形態へ変革していく年であるため、非常に重要な年になると語った。目標は、ハノイ証取が流通市場の安全性や効率を確保することであり、集中的な市場監督体制を継続していくこと。又、投資家へより多くの選択を供給するために、優良企業を選択し、上場させることも継続して行っていく。更に、ハノイ証取では以下の3つの大事業を行うという。

 まず、オンライン取引を導入すること。現在の取引場での取引形式を取引場を必要としない取引形式に変更し、証券会社と直接接続する。この事業は、2008年第3四半期に終了する予定である。初期段階では、オンライン取引と取引場での取引を同時に展開する。その後、システムがスムーズに動くようになれば、オンライン取引のみを実行するようにしていく。現在、証取はソフトウエアをチェックしている最中であり、既に証券会社50社以上と接続している。

 2つ目は、証券保管センターと協力しOTC銘柄の取引システムの設立・管理を行い、透明性を高め投資家のリスクを減少させること。この事業は、2008年第2四半期に終了する予定である。現在、インターネットシステムが、オンライン取引と共に展開されている。ハードウエアシステムは既に購入しているため、ソフトウエアの充実を図っている。

 最後の3つ目は、機関投資家の需要を満たす取引体制を備えた専門的な国債取引市場を設立すること。ズン所長は、2008年には、ハノイ証取のIT技術の大きな進歩により、取引や管理の利便性は大いに高まる、と断言した。ハノイ証取がより活発で健全な証取となることが、今こそ期待されている。

[Tin TTGDCKHN, Website http://www.tinnhanhchungkhoan.vn 11/1/2008 18:21]


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