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[市場概況]
更に20兆ドン超を吸収、市場は影響を受けるか?(2)
[2008/02/19 20:44 JST更新]
市場は変動するか?
多くの商業銀行ではベトナムドンが不足している中で、新しい預金準備率に従い資金を確保しなければならず、国家中央銀行から新しい金利で借入れることもあり、更に中銀の売りオペに応じて資金を提供しなければならない。
中銀の金融引締め政策で、市場での調達金利競争がより激しくなるという懸念も生じている。一部の商業銀行では、継続して金利引き上げの更新通知を出している。
証券市場には海外資本の両替によるベトナムドンの不足についての心配も大きくなっている。こうした悪材料が相場への圧力となるだろう。
為替レートに対する中銀の財政政策方針は、ベトナムドンの価値を安定的さに維持させること、である。しかし、これまで米ドル・ベトナムドンのレートは続落している(ドン高傾向)。現在商業銀行のレートは15,957ドン程度となっている。銀行間の平均レートも、1ドル16,000 ドンレベルを下回る可能性がある。
今後しばらくは、通貨市場は緊張した局面が続くだろうという予想されている。それは金利と為替レートの変動で示されることになる。証券市場がある程度影響を受ける可能性もある。
しかし、信用機関にとって今度の売りオペは資本の需給関係へはある程度の影響を与えるが、利息を合理的なレベルで支払うこと、また期間が短く、発行時期も旧正月直後(毎年のサイクルにより、旧正月後には信用機関の資本調達が増加する)であることから、通貨市場の金利はあまり変動しない、と中銀では踏んでいる。
こうしたコメントは、市場管理者が預金準備率を引き上げ、若しくは政策金利を同時に引上げる時に良く出されるものである。ただし実際には、市場の金利は、2007年年末から今年年頭にかけて連続して変動して来ている。それは結局、市民や企業の資本借入コストが増加し、製品・サービスのコストを引上げることに繋がったり、高い金利を無視して資本を借入れる需要が大きくなり、信用リスク増大に繋がったりしている。
(終)
*関連ニュース:更に20兆ドン超を吸収、市場は影響を受けるか?(1)
[Minh Duc, Tai Chinh, Vneconomy, 15/2/2008 04:14]
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