VIET-KABU - ベトナム株情報
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[市場概況]
証券会社が見た市場動向

[2008/02/25 20:21 JST更新]

 「これ以上下落することはないのでは」EPS証券の営業部

 国家中央銀行が打ち出した厳しい金融引締め策が株式市場に悪い影響を及ぼしているのは確かなことでしょう。市中の流通資金を縮小させることで、ベトナムドン不足が生じたことで、投資家を狼狽させ、株価の大暴落を生じさせてしまったと言えるのではないでしょうか。

 一方では、海外投資家が株式を購入する際、外貨で決済することが許されたことや、中銀が市場に巨額の資金を放出していること、証券Repoサービス提供許可など、良いニュースが流れ、下げ止まる兆候が見れましたが、積極的効果的に市場を活発化できる要素はまだ十分ではないようです。

 短期的な取引を行う傾向のある投資家は、ロスカットしてまで株式を売却したため、市況を一層悪くさせました。市場を回復させるためには、極めて大きな需要が必要とされるので、短期的には難しいところがあるかもしれません。それでも、大暴落後、多くの銘柄が非常に魅力的な株価に下落しており、これ以上下がることはないと見ている投資家も多いと思います。市況を活性化させる政策を皆期待しているのだろう思います。

 「回復の兆しあり」アンビン証券の分析部

 FRB(米連邦準備理事会)はアメリカの経済成長率を1.3~2%(0.5%減)に引き下げ、失業率は5.3%に引き上げました。2008年1月のインフレ率が0.4%で予想より高く、将来のFF金利の引き下げを難しいものにさせてしまっています。米株式市場の予想できない動きは、少なくとも第2四半期まで続くと思われます。これはベトナムの株式市場での海外投資家の購入量に影響を与えるのではないでしょうか。

 先週のVNインデックスは下落傾向でしたが、それでも金曜日の売買高が非常に大きくなりました。これは株価が魅力的な価格に下がっているため、多くの投資家はできるだけ買いを入れようとしたからだと思われます。VNインデックスも、677.79ポイントから687.1ポイントに上昇して引けました。ハノイ証券取引所も積極的な動きが見え、売買高も700万株を上回りました。これは今週市場が反発する兆しだと見ています。見せる売買高が多く、株価の大幅下落がなければ、市場の回復ははっきりとしてくるでしょう。

 「今週中には反発も?」タンロン証券の分析部

 VNインデックスが750ポイント、また、700ポイントを次々と下落したことで、株式市場及び政府政策に対して、投資家は信頼を失ってしまったという見方があります。しかし、政府がMorgan Stanley International Holdings Inc (MSIHI)に、ペトロベトナムファイナンス社(Cong ty Tai chinh Dau khi-PVFC)の株式購入に際して、外貨で決済することを認可したことは、積極的な反応を呼ぶのではないでしょうか。

 テクニカル分析では、いずれも下落傾向が続くと予想されていますが、今週中には反発する日が出てくるのではないでしょうか。

[Ban tron, Dau tu chung khoan, 25/2/2008]


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