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[市場概況]
管理当局は投資家のパニックには黙っていない方が良い(2)
[2008/02/27 20:56 JST更新]
記者) 現在国家証券委員会は、国営企業の株式会社化の際、海外投資家が株式を外貨で購入することを許可し、また証券会社が信用取引口座(margin account)を開設することを認めるという、2つの対策を提案しています。この2つの対策は有効でしょうか?
経済専門家ゾアン博士) 2つ目の対策は特に問題ありませんが、1つ目の対策はいろいろと検討すべきだと思います。国営企業のIPO(新規株式公開)の際、海外投資家が株式をドルで購入することを認めれば、経済のドル化が強まり、経済的な効果は余り生まれないのでは、と考えています。現在ベトナムの金融市場は、自国通貨に対する政策、金市場、及び米ドル相場などから、総合的に影響を受けています。1つ目の対策を適用する前に、しっかりと検討すべきでしょう。
記者) 最近の取引動向を見ていますと、投資家、特に国内投資家が、証券市場から退出している兆し、というものが感じられます。彼らへのアドバイスがありますか?
ゾアン氏) これまでの下落は、心理的な要素が多分に含まれていると思います。投資家は落ち着き、長期投資を目指すのが良いでしょう。ベトナム経済は高度成長を続けており、証券市場は発展し、多くの国営企業も株式会社化を行い、上場します。こうしたことは証券市場を安定的に発展させていくと考えています。
ベトナムの一部の大口投資家は、現在でも購入を継続しています。資本に余裕さえあれば、投資家は購入する方が良いのではないでしょうか。
記者) 下落要因である心理的要素ですが、これを解決するためには、どうすれば良いでしょうか?
ゾアン氏) 管理当局が記者会見を行い、市況について投資家へ説明し、今後実施する予定を公開すべきではないでしょうか。投資家の心理を落ち着かせるために、実施予定の全ての対策を事前に公開するほうが良いと思います。
(3)に続く
*関連ニュース:
管理当局は投資家のパニックには黙っていない方が良い(1)
[Tieu diem, Dau tu chung khoan 25/2/2008 ]
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