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[市場概況]
市場予測症候群
[2008/03/02 09:26 JST更新]
軟調な展開を経て、1月25日から株式市場は6営業日に亘って続伸し、市場が回復していくと投資家は期待していたが、テト休場後には、VNインデックスはあっという間に700ポイントを下回る急展開。
こっけいだったのは、VNインデックスがあるサポートライン近くに下がった時には、マスコミでは、「サポートラインを破るのはありえない」というような意見を多く取り上げていたが、翌日、インデックスがそれを下回ると、「もうこんなに下がったので、これ以上下がることはない」という記事が出されたことである。実際にはこれをまったく無視する形で、相場は続落している。
企業の経営状況は良好であり、政府も間もなく適切な対策を打ち出す、と言われているが、巨額な損失を抱える羽目になった投資家は、もう我慢できないのである。ほとんどの記事には、個人投資家が経験不足の集団としてみなされ、心理的な影響によって取引するのではなく、長期的な目で見て投資すればきっと儲かる、とあるけれども。
大暴落を経て市場が回復する、それは当然のことなのだろう。しかし、それはいつになるのだろうか?もしも、借入金で投資を行い、間もなく返済期限が来るとすれば、どのような対策をとることができるのだろうか?
株式市場が長い歴史を持っている国であれ、新興国の市場であれ、どこの国でも、資金や投資目的、投資期間について、似たような考え方を持ち、ある時点において一斉に同じように行動する投資家はいるはずである。
その上、過去に出された多くの専門家の分析は、的外れなものも多い。
ところが、投資家はたった1度の間違えのために、全てを失ってしまうこともあるのである。そのためには、どういう行動を取るべきか、ということを投資家自身が決定しなければならないのだ。
[Hoang Oanh, Dien dan chung khoan, Dau tu chung khoan, 29/2/2008]
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