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[ホーチミン証取]
SSI:チャレンジを乗り越える力は充分(1)
[2008/03/08 13:12 JST更新]
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2008年1月に1,450億ドンの利益を上げたにもかかわらず、サイゴン証券(銘柄コード:SSI)の株価は市場全体の下落から逃れることができないでいた。しかし、投資業界ではこのところのSSIの株価続落は、一部の責任者が株の売却を行ったことによる非常事態だ、という噂も流れていた。
2008年3月4日に、雑誌「証券投資」との会談で、グエン・ズイ・フンSSI取締役会長兼社長は、自分にとってSSIは体の一部と同じであり、SSIに関する全ての噂が不正確であると明かした。
記者) 株価が大幅下落している中で、あなたを含めたSSIの一部の責任者が自社株を売り、資金を回収しているという多くの噂が流れていますが。
フン氏) それは全く事実とは違っています。SSIでは、内部株主による取引の監督をとても厳密に行っています。他社では取締役会長、社長と経理部長だけが自社株を取引する際、情報を公開しなければなりませんが、SSIでは部長さえも株式取引の情報を公開しなければなりません。私は会社を設立してから現在まで、自社株を売却したことはなく、今後も売却するつもりはありません。その他にも、戦略的株主であるAustralia and New Zealand Banking Group Limited(ANZ銀行)との取り決めでも、2007年から5年間、私は自社株を売却しないことになっています。
記者) またSSIはビンズオン省での大規模不動産投資案件へ資本金の70%を投資したけれども、このプロジェクトはすでに破産しているという噂もあります。
フン氏) SSIが投資した事業は、これまで破産したことはありません。次に、SSIは金融投資業を行っていますから、1つの投資事業に資本金の最大15%までしか投資することができません。ですから、不動産事業へ資本金の70%を投資することは有り得ない話し、ということになります。また実際に、SSIが出資した企業の株価は依然高いものが多いと言えます。例えば、ホアン・アイン・ザー・ライ、クオック・クオン・ザー・ライ、フンブオン水産、そして株式会社化を行った一部の国営企業などです。
(2)に続く
[Su kien va binh luan, Dau tu chung khoan, 5/3/2008 ]
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