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[市場概況]
外資は依然として越証券市場へ
[2008/04/01 12:12 JST更新]
国家証券委員会は先週末、証券保管メンバーとなっている海外投資家の数に変化がないことを発表した。また一部の銀行で見られたベトナムドンから外貨への両替の動きは、証券取引とは何の関係もないことも発表した。以下は国家証券委員会のファム・ホン・ソン・ファンド管理部長とのインタービューである。
質問) どういったことが根拠で、国家証券委員会は海外投資家の数が変わっていないとわかるのでしょうか?
ソン部長) ベトナム株式市場に投資したいという海外投資家には、取引コードが必要になります。私たちの統計では、現在の海外投資家の口座数はおよそ1万口座あり、その内、機関投資家の口座数はおよそ640口座と見られています。2007年末時点での海外投資家の口座数は7,500口座、うち機関投資家の口座数は300口座でした。上場市場における2008年1月時点でのポートフォリオの時価総額は2007年12月より縮小したのですが、2月にはおよそ60億ドルから80億ドルに増加しました。3月にはまた減少しましたが、それは主に株価の下落が原因です。ベトナムへ投入されている外資が縮小しているということはありません。
質問) 2008年年初からの海外投資家の動向を教えていただけないでしょうか?
ソン部長) ハノイ証券取引所及びホーチミン証券取引所の報告によれば、2008年年初から海外投資家による買いは売りを上回っています。海外投資家にとっては、ベトナム株式市場がまだ魅力的な投資先であるということを意味しています。以前は、ドン不足のため、外貨からドンへの両替で苦労していましたが、首相が国家中央銀行に外貨買入れを優先するように指示したおかげで、解決することができました。
質問) 安価で買うために、海外の投資ファンドは故意に株価を下落させたという意見もありますが、どうお考えでしょうか?
ソン部長) どの投資ファンドも安定した株式市場で活動したいと考えています。株価が続落すれば、ファンドの純資産は縮小します。そうなれば、ファンドに対する投資家の信頼もなくなるのではないでしょうか。また、最近までの長期に亘る大暴落を引き起こすことができる、そういった強力な組織はないのではと思います。
質問) 国家証券委員会では、株式市場における海外投資家の管理規定草案を作成していると聞いていますが、この草案での新しいところについて教えていただけないでしょうか?
ソン部長) 首相は海外投資ファンドの100%外資のベトナム支店設立を原則承認しました。これまでは海外ファンド運用会社は代表オフィスを設立することができましたが、商法では代表オフィスは営業活動はしてはいけない、とされているので、ファンドの投資活動はファンド職員の名義を通して行われてきました。首相の承諾を得ましたので、草案ではその問題についても触れる予定です。また、草案では海外投資ファンドの毎月の報告が要求される予定です。
質問) 株式市場における投資チャンスをどう考えていますか?
ソン部長) 現在は株式市場に資金を投入する非常に良いチャンスです。新興市場におけるPERは20~25倍であれば購入すべきといえますですが、現在のベトナム株式市場における平均PERは僅か10倍でと、極めて低くなっています。大手投資ファンド、及び証券会社と会談しましたが、彼等もそのように考えています。国家証券委員会は機関投資家に株式購入を激励していますが、機関投資家が購入すれば、個人投資も安心できると思います。
[Tieu diem, Dau tu chung khoan, 31/3/2008]
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