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[市場概況]
証券市場の活性化のためには?(2)
[2008/05/03 09:23 JST更新]
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リー冷蔵電気(銘柄コード:REE)、サコム通信ケーブル(銘柄コード:SAM)、総合フォワーディング(銘柄コード:GMD)、FPT(銘柄コード:FPT)、サイゴン証券(銘柄コード:SSI)等のブルーチップ銘柄は想像できなかったほどのレベルに下落した。現在、SAMの株価は、2006年中頃にVNインデックスが400ポイントへ下落した時点の株価よりも低い。こうした銘柄というのが、最も多く担保とされた銘柄であり、(こうした株式の担保落ちが)VNインデックスを続落させる要因となった。
数百の家族が農業を行う或いは家畜を飼育するために、土地使用権の証明書を担保として銀行から資金を借入する場合を想定してみる。この場合、もし彼らが農業なり、畜産なりに失敗しても、銀行は彼らの土地や家を回収することはあえてできず、結局貸付金回収も担保売却もできない。しかし、証券を担保としている場合、銀行は数百人の投資家の担保株をストップ安の価格で簡単に売却することができる。しかも、証券市場の流動性は現在のように低くなっている。10兆ドンの担保株が全て売り切れるまでに、あと一体何営業日がかかるのだろうか?或いはVNインデックスは、どこまで下落するのだろうか?
この担保株を売却する流れを変えるために、国家中央銀行は監督指導していかなければならないだろう。中銀は市中銀行へ貸付ける年利9%の資金を使用して、満期になる証券担保貸付契約を延期させることができるのではないか?商業銀行は中銀から年利9%で借入れた後、投資家との証券担保契約を、年利12%以下の金利で延長する(商業銀行は年利3%を享受)。
そうすれば、長い間損失を繰り返してきた投資家も、ある程度安心するのではないだろうか。現在の商業銀行の貸付は、OTC市場での担保貸付を除けば、中銀が貸付る資金もそれ程大きなものにはならないだろう。契約を延期するために、担保株を売却するという状態が回避できることになる。これは同時に市場への供給を縮小し、投資家心理へも積極的な影響を与えるだろう。
(3)に続く
*関連ニュース:
証券市場の活性化のためには?(1)
[Huynh Tien Dung, Dien dan chung khoan, 28/4/2008]
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