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[市場概況]
証券市場を巡る証券会社の見解

[2008/05/21 19:25 JST更新]

1) インデックスは反発するかもしれないが、下落傾向は続く

ダイベト証券株式会社(Cong ty Co phan Chung khoan Dai Viet)の分析部

 銀行が期日なし預金の金利を巡って競争している状況に、投資家は特別な関心を寄せています。国家中央銀行が商業銀行に資本金、預金、そして流動資産等に関する報告を提出するように要求したことも、却って投資家には銀行株が不安に感じられる要因となっているようです。

 Vneconomy紙の統計結果によると、2008年度4ヶ月時点で、不動産価格は30~50%下落しているようです。借入金の金利が高く、建設資材価格も高騰したため、不動産販売会社、建設会社は頭を抱えています。こうしたことが、金融市場に悪い影響を与えています。中銀開発戦略部のレ・スアン・ギア部長によれば、不動産担保の合計額が銀行の総資産の50%にまで達しているということもあるようです。

 現在、株式供給量は3,300万株超えていますが、その内銀行による担保割れ株式売却数が多くを占めていると見ています。

 証券市場は長期的に見れば成長していくと思います。しかし、現在は、インデックスが反発したとしても、その後また証券市場は下落していくのではないでしょうか。


2) 証券市場回復兆しはまだなし

ミラエアセット証券株式会社(Cong ty Co phan Chung khoan Mirae Asset)の分析部

 先週HASTC-INDEXは11営業日続落し、14.5%程度下落しました。物価上昇が続き、金融機関でベトナムドン及び米ドルが不足し、原油は最高値を更新し、食料品価格が高騰している状況は、投資家が期待する状況とは正反対のものではないでしょうか。

 株価は現在、2007年3月のピークから60~80%程度下落しています。投資家は信頼も資金も無くしてしまったといえるでしょう。今週の両市場は記録的に低迷するかもしれません。政府による証券市場向けの支援策があるとすれば、すごく重要なものとなるでしょう。

[Ban Tron, Dau tu chung khoan, 19/5/2008]


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