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[市場概況]
10の心理的な影響による間違い(その1)

[2008/10/12 12:40 JST更新]

 間違った決定をしてしまった原因のほとんどは、知識不足や情報不足ということが多いが、実際には、多くの原因が基本的な認識違いによる心理的な影響であることもままある。以下はよくある10(のうちの5つ)の例である。

1) 証券投資は博打同然である!

 株式を購入することで企業の一部を所有することになるが、それを認識せず、市場動向にならって頻繁に売ったり買ったりする投資家が多いため、株価変動が激しい。

 短期的には投資家は企業情報・データを分析し、期待を寄せる。その期待によって株価が変動する。一方、長期的には分析の根幹は将来性(将来の利益)である。

 博打は付加価値を生み出さず、敗者から勝者に利益を移転させるだけである。一方、投資は企業の価値を上昇させ、投資家ばかりではなく、経済全体に利益をもたらそうとする行為である。博打と投資を混同してはいけないのである。

2) 株式市場で儲かるのはブローカーとお金持ちだけである!

 実はそうではない。インターネットの普及とともに、株式市場は非常に身近なものになっている。個人投資家がインターネットで情報収集することも、サーチマシンを利用することも可能になった。

 機関投資家と違って、個人投資家には利益目標という圧力もない。そのため機関投資家は時間がかかるような場合には、魅力的な投資チャンスを逃してしまう可能性もある。保有率を上昇させるために下げ相場で 更に購入する個人投資家も少なくない。

3) 下落が続いていても、きっと反発する時期が来る!

 52週安値をつけた銘柄の株は購入すべきだと言うのは大間違いである。常に20万トンで取引されていたが、急に1万5,000ドンに下落したX銘柄と、常に1万ドンで取引されていたが1万5,000ドンに上昇したY柄があるとする。また上がるだろいうということで、既に90%以上も下落したX銘柄を購入する投資家が少なくないであろうが、株価は”企業の価値及び購入・売却の相関関係”によるもので、過去の株価によるものではないこと知るべきである。

4) 上昇が続いていても、きっと反落する時期が来る!

 物理的規則をそのまま株式市場に適用することはできない。10年前にはBerkshire Hathawayの株式が、僅か1年間で6,000ドルから1万ドルに上昇したが、その後反落しただろうか?反対に6年後には更に7万ドルにも上昇したではないか!

 企業の競争力、そしてマネージメントがその信じられない上昇の要因である。

 素晴らしい企業の株式を選出して購入したならば、更なる株価上昇を待つために引き続き保有しない、という理由はどこにもない。

5) 証券投資には限られた知識だけで十分である

 何も知らないよりも、ある程度知っている方が無難であるのに違いないだろう。しかし、自分のお金で何をしているか正確に把握する投資家だけが成功を収められる。全ての知識を頭に入れる必要はないが、プロのコンサルティングを求めるのは悪い話しではない。知識不足による損失がコンサルタントへの報酬を上回ることもあるのである。

*その2へ続く

[Bui Suong, Dien dan chung khoan, Dau tu chung khoan, 10/10/2008]


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