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[市場概況]
低い価格で購入し高い価格で売却~記者の日記~

[2008/11/20 13:53 JST更新]

 需給関係が定まらない。これが最近の株式市場の動向の特徴である。売却側は海外投資家と短期的な取引を行う投資家で、購入側は長期的投資を行う個人投資家である。

 海外投資家は引き続き売り越しているが、以前のようにストップ安で投売りするのではなく、参考株価より高い価格で売却、第3節に価格が下落すれば、後の機会を待つために、売却を中止する。また全銘柄ということはなく、選択的にいくつかの銘柄の株式だけを売却している。ある投資家はこう指摘している。

 一方、買いを入れている国内個人投資家はリスクを最小限にするために、低価格で株式を購入している。ただし、参考株価より幾分高い価格で購入することは許容範囲だが、ストップ高では購入しようとはしない。

 米株式相場では下落傾向になかなか歯止めがかからないが、こうしたこともあって、VNインデックスは一段と下落することはないという見方もある。ガソリン価格は引き下げられ、商業銀行における預金金利も大幅に引き下げられている。預金のタイプ(期限)によっては年利12%以下とされたケースもある。

 こうした金利であれば、配当を受けるために株価2万ドン以下の株式を購入しようとする投資家も多くなる。それを待ち構えているように、額面比20~30%の配当を行う企業の発表が続いている。

 このように預金金利が下がれば、預金による利益率は低下する。従って、預金が株式市場に流れる傾向が生まれる。預金金利が更に下がれば、その傾向は強くなるはずである。

 ベトナムにおける金利が世界の国々の金利より高いため、2009年第1四半期までに基準金利が10%に引き下げられ、8%に至るまで引下げられると言う意見がある。

 そうなればつまり、国内投資家は今後も低い価格で株式を購入し続けるという、見通しも出てくる。

 株式を売却する海外投資ファンドもあれば、株式を購入するために市場に新規参入したファンドもある。もちろん、国内投資家も海外投資家も、優良銘柄の株式を購入しようと意気込んでいる。

[Xuan Phuong, Nhat ky phong vien-Xu huong thi truong, Dau tu chung khoan, 19/11/2008 ]


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