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[市場概況]
11/3市況:大幅続落、レバレッジ規制・金融引締観測も、海外売越
[2009/11/03 16:08 JST更新]
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1) ホーチミン市場(HOSE)
VNインデックスは、22.06ポイント(3.93%)下落し、539.65で終えた。売買高は大きく変わらなかったが、売買代金は増加した。第1節では5ポイント弱の下げに留まっていたが、第2節に入ると売りが一段と強まった。連日20ポイント下げたのは2008年3月24-25日以来。海外投資家も売り越しを続けた。
株価:前営業日比で11銘柄が上昇、173銘柄が下落した。151銘柄がストップ安した。37銘柄がストップ安した。
時価総額上位銘柄で上昇したものはキンド食品(KDC)程度だった。ただし終盤に買いが入ったものもあった。
商いが大きかったのはサイゴン証券(SSI)、サコムバンク(STB)、リー冷蔵電気(REE)、エクシムバンク(EIB)、ホアファット(HPG)などだった。
DIC投資貿易(DIC)、ミラエ(KMR)、リラマ10(L10)、石油資材(COM)、サイゴン技術通信(SGT)、ビエンドン(VID)、ソナデジロンタイン(SZL)などは上昇した。
海外投資家は売り越した。ホーチミン市インフラ投資(CII)、ファーライ火力発電(PPC)、HPG、SSI、ビナミルク(VNM)などへ売りを入れた。一方、EIBへは81万株超買いを入れた。ベトナム石油運輸(VIP)、VNM、HPGなどへは買いを入れた。
※株価調整のあった銘柄:メコン水産(AAM)・株式配当(株式割当100対10)、無償増資(株式割当100対30)
2) ハノイ市場(HNX)
HNXインデックスは4.97ポイント(2.64%)下落し、183.05で引けた。売買高・売買代金共大きく変わらなかった。
株価:前営業日比で、22銘柄が上昇、201銘柄が下落した。平均株価で19銘柄がストップ安した。
1兆ドン以上の時価総額上位銘柄では上昇したのは、ペトロベトナム建設総公社(PVX)と第9ソンダ(SD9)のみだった。ビナコネックス総公社(VCG)、ティエンフォンプラスチック(NTP)、キムロン証券(KLS)、ヴィエティンバンク証券(CTS)、サイゴンハノイ証券(SHS)などは大幅に下落した。
KLS、ACB銀行、ビナコネックス総公社(VCG)、PVX、サハバンク(SHB)、キンバックシティグループ(KBC)などの商いが大きかった。
ビエンホアパッキング(SVI)、イエンバイセメント(YBC)、第9.01ソンダ(S91)、タイビンセメント(TBX)、トゥンクアン工業(TKU)、第9.06ソンダ(S96)などが大幅に上昇した。
初日を迎えたティエンソンビグラセラ(VIT)の平均株価は3万6,6500ドン、売買高は13万8,800株だった。
海外投資家は買い越した。KBCへは26万株余り買いを入れた。NTP、ホアンマイセメント(HOM)、ベトナムダバコ(DBC)へも買いを入れた。一方NTPへは14万株余り売り入れた。
※株価調整のあった銘柄:ソンダ貿易産業(STP)・配当(額面比10%)
[ベト株 11月3日]
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