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[市場概況]
11/24市況:VN続落、流動性低下し投資家心理冷え込む、海外は買越
[2009/11/24 16:58 JST更新]
1) ホーチミン市場(HOSE)
VNインデックスは、10.16ポイント(1.89%)下落し、527.13で終えた。売買高・売買代金共に減少した。証券投資への貸付抑制が強化が嫌気され、流動性が縮小し、投資家心理が一段と悪化した。証券会社の取引違反検査や、無償増資を巡る課税などでも情報が錯綜、売り圧力の要因となった。海外投資家は買い越しを続けた。
株価:前営業日比で28銘柄が上昇、169銘柄が下落した。
時価総額上位銘柄ではビンコム(VIC)以外はいずれも下落した。ヴィエティンバンク(CTG)、ソンダ工業団地(SJS)、ヴィンソン-ソンヒン水力発電(VSH)などは4%超下落した。ビナミルク(VNM)は変わらず。
商いが大きかったのはエクシムバンク(EIB)、サコムバンク(STB)、サイゴン証券(SSI)、リー冷蔵電気(REE)、第16リコジ(LCG)、ホアファット(HPG)など。
中央種苗(NSC)、タインタインセラミック(TTC)、バサ(BAS)、ランドン電球(RAL)、トゥアンアン木材加工(GTA)などは4%超上昇した。
海外投資家は買い越した。EIB、南部バッテリー(PAC)、ベトナム石油運輸(VIP)、ペトロベトナムドリリング(PVD)、ホアセン(HSG)などへ買いを入れた。一方、HPG、SSI、ペトロベトナム化学肥料(DPM)などへは売りを入れた。
※株価調整のあった銘柄:ノースキンド(NKD)・無償増資(株式割当10対2)、ベトナムコンテナ(VSC):無償増資(株式割当4対1)
2) ハノイ市場(HNX)
HNXインデックスは3.93ポイント(2.19%)下落し、175.20で引けた。売買高・売買代金共に縮小した。
株価:前営業日比で、38銘柄が上昇、187銘柄が下落した。
1兆ドン以上の時価総額上位銘柄で上昇したのはベトナム国家再保険(VNR)のみ。ただし4%超下落したものもバオベト証券(BVS)のみだった。
VCG、キムロン証券(KLS)、キンバックシティグループ(KBC)、ACB銀行、サハバンク(SHB)などの商いが大きかった。
海外投資家は買い越した。BVSへは10万株買いを入れ、KLSへは20万株売りを入れた。
※株価調整のあった銘柄:タンビン文化(ALT):株式配当(株式割当100対9)
[ベト株 11月24日]
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