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[マクロ経済]
15年Q3の消費者信頼感指数105P、前期比+1P上昇

[2015/11/11 12:13 JST更新]

  米国の市場調査会社ニールセン(Nielsen)は、2015年第3四半期の世界消費者信頼感指数(CCI)を発表した。ベトナムのCCIは105ポイントで、前期比で+1ポイント上昇し、5期連続で100ポイントを超えた。世界平均は前期比+3ポイント上昇の99ポイントだった。

  東南アジア地域では、ほとんどの国で指数が低下する傾向にある中、ベトナムは小幅に上昇している。これにより、今期のベトナムのCCIは世界60か国中で10位、東南アジア6か国では4位となった。

  同地域では、フィリピンが前期比▲5ポイント低下の117ポイントで世界3位。続いて、インドネシア(116ポイント)、タイ(111ポイント)の順だった。マレーシアは前期比▲11ポイント低下の78ポイントで、同地域中で最も低かった。

  ニールセンによると、「余剰金の使い道」についてベトナムでは消費者の78%が「貯蓄」と回答し、世界最高水準となっている。「貯蓄」以外の使い道としては、「旅行」(42%)、「住宅修繕」(41%)、買い物(39%)などが挙げられている。

  調査対象となったベトナム人のほとんどが「ベトナム経済は低迷から脱却していない」と回答し、86%が過去12か月間に家庭内での支出を抑えるため節約を心掛けたという。特に支出を抑えた項目は、「ガス・電気代」(60%)、「娯楽」(60%)、「買い物」(56%)、「携帯電話代」(47%)などとなっている。

[Phu Nu, 09:00 (GMT+7) 07/11/2015]


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