国際カードブランドの運営主体である株式会社ジェーシービー(東京都港区)の海外業務を行う子会社、株式会社ジェーシービー・インターナショナル(東京都港区)は、
アジアコマーシャル銀行[ACB](Asia Commercial Bank)と提携し、10日からベトナム国内でプリペイドカードの発行を開始した。
ACBは、国内でクレジットカードやデビットカード、プリペイドカードの発行業務を含む包括的な金融サービスを展開しており、ACBとJCBは2008年から加盟店業務について提携し、2015年3月からクレジットカード及びデビットカードを共同で発行している。
プリペイドカードは、発行にあたり利用客の与信審査を必要とせず、幅広い層が対象となる。今回の提携により、JCBはアジアにおけるJCBカードの会員基盤を拡大し、ACBは利用客へのサービスを拡充させていきたい考えだ。