[マクロ経済]
16年Q3の消費者信頼感指数107P、世界7位を維持
[2016/11/06 12:57 JST更新]
米国の市場調査会社ニールセン(Nielsen)は、2016年第3四半期の世界消費者信頼感指数(CCI)を発表した。ベトナムのCCIは前期と同じく107ポイントで、9期連続で100ポイントを超えた。
今期のベトナムのCCIは、世界63か国・地域中で7位を維持したが、東南アジア6か国中では前期の3位から1つ順位を下げて4位となった。世界のCCIは前期比+1ポイント上昇の99ポイント、日本は同+2ポイント上昇の71ポイントだった。世界1位はインドの133ポイント(同+5ポイント上昇)、最下位は韓国の46ポイント(同+1ポイント上昇)。
東南アジア地域では、フィリピンが前期と同じく132ポイントで同地域1位、世界2位だった。フィリピンに次いでインドネシアが前期比+3ポイント上昇の122ポイントで同地域2位、世界3位を維持した。タイは同+7ポイント上昇の108ポイントでベトナムを上回った。シンガポールは同+6ポイント上昇の94ポイント、マレーシアは同+2ポイント上昇の89ポイントで、同地域中で最も低かった。
「余剰金の使い道」について、ベトナムでは消費者の78%が「貯蓄」と回答し、引き続き世界最高水準となっている。「貯蓄」以外の使い道としては、「旅行」(39%)、「買い物(衣料品)」(36%)、「娯楽」(32%)、「住宅修繕」(31%)、「ハイテク製品購入」(31%)が挙げられる。
また、調査対象となったベトナム人の85%が過去12か月間に支出を抑えるため消費習慣を変えて節約を心掛けたと回答。特に支出を抑えた項目は、「買い物(衣料品)」(52%)、「娯楽」(50%)などとなっている。
このほか、ベトナム人消費者の関心事として、「職業の安定」(47%)、「健康」(34%)、「ワーク・ライフ・バランス」(25%)、「両親の健康と幸せ」(21%)、「国の経済」(18%)が挙げられている。
[Nielsen, 02/11/2016]
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