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[ホーチミン証取]
フェコン、日本の高速道路会社2社と戦略協定、ベトナムの有料道路事業に初参入

[2017/06/05 18:13 JST更新]

  中日本高速道路株式会社(NEXCO中日本、名古屋市中区)と日本高速道路インターナショナル株式会社(JEXWAY、東京都千代田区)は4日、地盤改良・地下工事に強みを持つフェコン[FCN](Fecon Corporation)およびFCN傘下のフェコンインフラ投資(Fecon Infrastructure Investment=FCI)との間で、戦略的パートナーシップ協定を締結した。

  同時にNEXCO中日本とJEXWAYは、ハノイ市近郊を通る有料道路「フーリーバイパス」の運営会社であるFCCインフラ投資(FCC Infrastructure Investment=FCC)の全株式の20%をFCNから取得し、日本の高速道路会社として初めてベトナムの有料道路事業に参入する。

  戦略的パートナーシップ協定は、ベトナムの有料道路事業における長期的なビジネスパートナーシップを目的とするもので、有効期間は2030年まで。ベトナム側は、◇プロジェクトの発掘、◇ベトナム政府などステークホルダーとの調整、◇各種現地情報提供などで日本側に協力する。日本側は、◇技術移転、◇各種研修、◇日系パートナーとの調整などでベトナム側に協力する。

  また、同2社が今回参入する有料道路は2016年11月に開通したもの。延長は43.44km、車線数は新設バイパス(23.33km)が2車線、既設国道(20.11km)が4車線で、設計速度および規制速度は80kmとなっている。

  NEXCO中日本は2008年12月にベトナム駐在員事務所をハノイ市に開設。2015年10月にはFCIとの間で有料道路投資事業協同参画に向けた覚書を締結し、パートナー関係を構築してきた。

[(C) NEXCO中日本|高速道路会社2社]


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