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[ホーチミン証取]
ベトジェットエア、ボーイングB737型機200機の購買契約の履行継続で一致

[2022/05/30 12:09 JST更新]

  国内最大手の格安航空会社ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)はこのほど、米ボーイング社(Boeing)との間で、ボーイングB737型機200機の購買契約の履行継続に関する覚書(MOU)を締結した。

  これは、ボーイングの副社長 兼 ボーイング・インターナショナル(Boeing International)社長のマイケル・アーサー氏が、19日に開かれたブオン・ディン・フエ国会議長との会談で報告したもの。

  覚書は、米国ワシントンD.C.で開かれた米国・ASEAN特別首脳会議に出席するため、ファム・ミン・チン首相が5月中旬に米国を訪問していた際に交わされた。

  フエ国会議長はこの席で、ボーイングがベトナム駐在員事務所の事業規模を拡大することを望むと述べた。また議長は、ベトナムに研究開発(R&D)センターを設立して、人材育成や技術支援、保守・メンテナンスを展開するという同社の計画を支持し、ベトナムが将来的に同社の戦略拠点になることを期待するとした。

  VJCによるボーイングB737型機200機の購入契約は、両国間の貿易収支をバランスの取れた状態とすることに寄与するもの。これまでの経緯について、VJCは2016年に100機の購入契約を締結、2019年に100機の追加購入契約を締結した。

  ボーイング737 MAXの飛行トラブルや新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受けて、契約履行に問題が生じていたが、両社は機材引き渡しスケジュールを調整するなどして計画を再編する形で契約履行を継続することで一致した。
 

[Vietjet Air 26/05/2022]


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